ビビりで臆病のアサシンは【暗殺教室】

うわきっっっしょ ページ14

『...不安、だったんです』

「新しい場所に、新しい人達...だもんね」

『で、でもっ！』


「「「？」」」









『み、みみ皆さんのおかげ...で、ゆゆゆ勇気、もらいまし、た...はい』








これが私が言える精一杯の気持ち


ほんとに嬉しいの
こうやって私に歩み寄ってくれる所




前までは...私はオモチャだったから











「ふふっそれなら良かった〜」

「ねっ！Aちゃんの新しい一面も見れたし！」

「うん、これからも私たちを全然頼っていいからね」

















...ありがとう
倉橋さん、中村さん、そして片岡さん


貴方達のおかげで、少し身が軽くなったよ










◇◇◇





とある日の朝、私はいつも通り起きて支度して朝ごはん食べて
登校中。


ふと左を見たら、同い年の可愛い女の子が一回り大きい男の人に腕を掴まれていた



女の子は明らか嫌がってるけど男の人は諦めずに腕を引っ張る







...こーれ、やばいんじゃないの？え？
周りの人助けなよ...可哀想じゃん


...よく見たらヤンキーだ
ひぇ...



「ほ、ほんとにやめてくださいっ！」

「いいじゃん、ちょっとお茶するだけだよ」

「今から学校ですッ！」

「休んじゃえばいいじゃん」







はぁ？何をおっしゃるんやこのハゲ(失礼)







私は足をガクガク震えさせながらも
無意識に彼らに近づいてしまった







そして...















『か、かかかかかか彼女を！は、ははは離してくださ、い！

い、嫌がってる...じゃないですか！』

「...！」



「はぁ？...んだてめぇ

...おっアンタもよく見りゃ可愛いじゃん」





いやいやいやいや！
腰を触らないでくれませんかねぇ！？

きっっっもいんですよ！
うわきっっっしょ!

やだやだ！下品が移る！(凄く失礼)







小声で女の子に『に、逃げてっ』と伝え逃がした





私はワナワナと震えだす


あぁ、終わった
立場代わっただけじゃん...と、絶望していたら


ヤンキーの後ろから声がした








「ねーぇ、何やってんの〜？」

「あ"ぁ"！？んだてめコラ...ッ！」(ﾄﾞｽｯ)







そしてヤンキーは謎の赤髪少年にボコられ
一発KOとなった

ずみ"ま"ぜん"→←うまい

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