大丈夫 ページ9
琉里Side
琉里「もしもし」
琉星『琉里！今どこにいる』
琉里「友達と遊んでるよ、大丈夫暗くなる前には帰るから(切る」
律「いいんですか？」
琉里「うんﾆｺｯ、あ琉真に電話しよっ〜」
琉真『なに？姉ちゃん』
琉里「部活中だった？」
琉真『ううん、今帰ってる頃』
琉里「お兄ちゃんに伝えといてくれる？
本当に大丈夫だから心配しないでって」
琉真「あのバカ兄貴…
了解〜！楽しんで、じゃあ」
琉里「うん！」
こういう時は弟にするって書いてあったし
いいよねっ
琉里「ただいまあっ」
倉橋「おかえり〜っ！」
カルマ「ほんとに幸せそうに食べるよね」
琉里「だって美味しいしっ！！」
渚「ははw」
みんなで沢山話して
遊んで
楽しかった
楽しい…
茅野「でね〜」
琉里「…」
倉橋「？琉里ちゃん琉里ちゃん？」
琉里「っ！」
茅野「大丈夫？」
琉里「ここ…どこだっけ…」
律『みなさんっ』
渚「ファミレスだよ」
カルマ「そろそろ帰ろっかﾆｺｯ」
琉里「…」
律「…琉里さん…」
陽菜乃「琉里ちゃん家分かる？」
琉真「姉ちゃん！！」
茅野「え？」
琉里「…」
琉真「あ、えっと…琉里の弟の琉真です、
律さんがメールをくれたので、近くだったので来ました」
岡野「そうなんだ、あれ？なんで律のこと…」
琉真「ああ…全部知ってます
烏間さんが特別に話してくれました、」
琉里「…私は…」
琉真「まだまだ、大丈夫です
姉ちゃん家帰ろ、ほら皆さんに挨拶して」
琉里「…バイバイ…」
琉真「ではﾆｺｯ」
茅野「琉里ちゃん！すごい笑顔だったから！」
陽菜乃「楽しそうだったよ！」
琉真「っ!!…ありがとう！！」
カルマSide
倉橋「大丈夫…かな」
カルマ「震えてたね」
渚「うん…」
俺たちは見てた
弟が震えていたのを
震えながら
自分自身にも大丈夫って言いながら
歩いていった
その足取りはとても重かった
律「…」
渚「…」
岡野「明日…だね」
カルマ「変わらないよ」
茅野「え？」
カルマ「変わらない…
俺達はそのまま接するだけ
いつも通り変わらずに接してくれた方が
きっと…嬉しいじゃんかﾆｺｯ」
渚「っ…だねっﾆｺｯ」
倉橋「そうだよねっ！！」
茅野「うんっ！！
私達まで暗くなったらきっと琉里心配するから！」
倉橋「変わらずに〜！だね！！」
岡野「うん！ﾆｺｯ」
渚「大丈夫？(ﾎﾞｿｯ」
カルマ「ん〜ﾆｺｯ」
律「絶対に変わりませんからっ！
皆さんいつも通り！ですねっ！」
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作者名：茅野雪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HamadaFuka1/
作成日時：2018年5月13日 13時
