本当の気持ちと本当の自分と３年Ｅ組【烏間惟臣】 (ページ44)

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カルマside

千葉『何かあったしか考えられないな』

カルマ「ちょっと待って…先生のケータイは…○△-×か…」

糸成『俺近くに居るから行ってみる』

カルマ「嗚呼分かった」

糸成『俺にはそれぐらいしか出来ない』

カルマ「糸成…」

糸成『あった…おいカルマ！この家…烏間って書いてある！』

カルマ「…惟臣先生の親がいる所だ多分、怖かったんじゃない？親がいる場所ではいい記憶無いみたいだから糸成ありがとなそこから走ったかもしれないまっすぐ行ってみて」

糸成『嗚呼』

ひなの『惟臣先生…大丈夫かな…』

糸成『…これなんだ？』

カルマ「どうした？」

糸成『何か破片がある』

奥田『なんのですか？』

糸成『機戒？おい吉田写真送るぞ』

吉田『あ、おう…これは…車の部品だな』

茅野『車？』

吉田『嗚呼』

渚『それって…』

寺坂『まさかだろ？』

杉野『いや…』

速水『嘘でしょ…？』

カルマ「っ…攫われた、あいつらに!?」

片岡『…居場所は分からないはずよ？医者にも口止めをしたんでしょ？』

カルマ「嗚呼した…でもあいつらなら…やりそうだな」

前原『どこまで卑怯なんだ…!!』

原『とにかく探さないとっ!!』

カルマ「みんな、Ｅ組に集合!!」

全員『『おうっ!!』』

助けに行かなきゃ…

《守ってくれるんだろ？》

《約束必ず守ります!!全員で》

約束したから!!今度こそ…守るって!!

渚「これあったよ！」

カルマ「おう…皆、あいつらは卑怯な手を使ってくるからもしれないだけど今度こそ救うんだ」

前原「おう!!」

律「あの皆さん!!」

原「どうしたの？」

律「場所がわかりました!!」

ひなた「何処？」

律「ここです」

菅谷「ありがとう」

桃花「みんな行こう！」

カルマ「おう!!」

惟臣side

どれぐらい時間が経ったんだろう

目隠しをされて

何回も殴り続けられていた

刃がある物でも何かやられていた

怖い

苦しい

嫌だ

ここがどこかも分からなくて

何をされているのかも分からなくて

夢瞳「兄さん髪の毛斬りたくなっちゃったﾆｺｯ」

惟臣「やめろっ…これは！」

夢瞳「ははっ本気なわけないじゃん」

いろんな気持ちがぐちゃぐちゃだ

なぁ…助けるって言ってくれたよな？

でも今の姿を見たら絶対に絶望する軽蔑する離れていく

嫌だ見ないでくれよ

こんな俺の惨めな姿を…

全員『『惟臣先生っ!!!!』』

惟臣「っ!!」

鷹岡「お～お～やっとお出ましかぁ!!」

夢瞳「やっと来たねっ!!」