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惟臣side
カルマ「…逆にこっちが心配になるんだけど…」
惟臣「大丈夫だ」
カルマ「はい」
惟臣「行ってくる」
カルマ「うん…」
久しぶりに出る外は眩しかった
幸いなのか分からないがカルマ君の家の周りは人が少なかった
特に用もないが…
4年前とは、風景も変わっていた
新しい店や
新しい家と
どのぐらい歩いたんだろう
久しぶりに歩くから
少し疲れたけど、止まりたくなかった
何故だろうこの違和感は…
ある家の前で止まった
見覚えのある家…
それは
最悪だった
絶対会いたくない人だった
??「あら…」
惟臣「っ！」
俺は必死に走った
親なんかにもう会いたくない
妹にも
同級生にも
同期にも
会いたくないから走った
今きっと会ったら
もう壊れるかもしれない
きっともう…元には戻れないかもしれない
惟臣「はぁ…はぁ…ここは何処だ？」
見覚えのない街風景
ケータイ…無い落として来たんだ最悪だ
??「へぇ〜生きてたんだ」
惟臣「え？」
??「流石」
??「これで傷つけられる」
突然、上から袋？を被せられた
惟臣「誰だっ…」
ヤバい眠気が…
??「久しぶりだね兄さん」
((数分後)
目を覚ますと目の前には
夢瞳、悠陽、静夜、法利、鷹岡
が居た
体が動かない？
惟臣「っ!!お前ら何をした」
俺の手には手錠があった壁に付けられていた
足も身動きが取れない
鷹岡「分からないか？そうそう…首には爆弾を付けといたお前のだ〜い好きな生徒達が来ても近寄れられないようになぁ!!!!」
惟臣「…何が目的だ」
夢瞳「冷静だけど本当は怖いんでしょ〜？兄さん」
法利「目的なんか無いよただあんたを痛みつけるだけ」
悠陽「目を覚ましたって聞いた時ほんとこう思ったよ」
静夜「化け物ってね」
惟臣「…」
夢瞳「また眠ってもらうよ今度は兄さんあんたとＥ組を精神的にも殺す!!」
惟臣「やめろ…あいつらに手を出すなっ!!」
鷹岡「蹴る)安心しろお前が眠ったあとだからなぁ〜」
惟臣「ぐっ…やめろ…」
鷹岡「やめないな〜だ〜い好きな生徒達に見てもらわなきゃなお前のボロボロ姿をははっ!!」
惟臣「…」
カルマside
遅い…
もう…夜だ
カルマ「律Ｅ組に電話繋げて」
律「はい」
渚『どうしたの？』
カルマ「…先生がまだ帰ってこない」
磯貝『遅すぎじゃ？』
カルマ「何かあったしか考えられない」
ひなた「でも…持たせたんでしょ？」
カルマ「嗚呼」
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作者名：茅野雪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HamadaFuka1/
作成日時：2018年2月24日 16時
