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糸成side
惟臣さんが、目を覚ましてから1週間
今日は俺の担当だ
分からない
カルマ達は
話せばいいって言ってたけど…
俺にとっては2回目会う人
律「糸成さん大丈夫ですよ？」
糸成「何が」
律「ああ見えて優しい先生ですから！」
糸成「うん…(入る)お邪魔します〜」
寝てるんだけど…改めて見るとかっこいいな
絶対風邪ひくだろ
糸成「掛ける)…」
何か作るか
糸成「えっと…カルマの家綺麗すぎるだろ」
カルマ『糸成〜』
糸成「なんだよ」
カルマ『どうしてる？』
糸成「寝てるよ」
カルマ『そう、ゆっくり寝させて昨日寝てないらしい…ゆっくりでいいからさ糸成慣れてって？』
糸成「大丈夫だ確かに俺は１回＿＿＿しただけどその時は…触手があったから、あの時は何も考えられなかった!!悔しいんだよ俺も…あいつの言いなりだったことが」
カルマ『うん、だったらその穴を埋めて行けばいいみんなゆっくりでいいんだよ焦らずに自分のペースで』
糸成「嗚呼ありがと」
俺は１回惟臣先生を殺そうとした
シロに頼まれた
触手が無かったら俺は…どうなってたんだろう
惟臣「…(起きる)お前は」
糸成「こんにちは…ん、堀部糸成」
惟臣「…そうか」
糸成「えっと、ぐっすり寝てましたよ？」
惟臣「嗚呼これは、…お前のか？」
糸成「あ、はい、寒そうだったので」
ぎごちない…
律「惟臣先生おはようございます！起きたのですねﾆｺｯ」
惟臣「ああ、律か」
律「はい！そう言えば、何か作ってましたよね、糸成さん」
糸成「…嗚呼(机に置く)ちょっとしたものだから…不味いかも」
惟臣「ありがとな…いただきます(ﾊﾟｸｯ)…美味しい」
糸成「え…良かった久しぶりに作ったから」
惟臣「美味しいぞ」
糸成「うん、あの…」
惟臣「ん？」
糸成「俺が…怖いですか？」
手を下そうとした人間だから
惟臣「は…？」
罰されないと行けないから
ヤバい震えてくる
償わないといけないから
糸成「俺…シロや…鷹岡に頼まれて……殺せんせーや…貴方を…殺そうとしたんです…」
言わないといけないから
怖いって言われた方が楽だから
Ｅ組は明るすぎた
糸成「だから…俺には…見る権利がないんです…俺は」
惟臣「…そうか」
糸成「え？」
惟臣「…そんなに震えなくていい」
糸成「でもっ…俺は!!殺そうとした…罰されないと行けない人間なんだ」
惟臣「同じだな」
糸成「え？」
惟臣「大丈夫だ気にするな」
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作者名：茅野雪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HamadaFuka1/
作成日時：2018年2月24日 16時
