36% 目覚めの時 ページ38
惟臣side
目を開けると、病室だった
俺は目を覚ましのか…
訳も分からずナースコールを押した
医者が来ただけど俺は混乱してて
何も分からなくて
怖くて
暴れた
カルマside
俺らは大学生になった
講習を受けていると電話がかかってきた
病院からだった
カルマ「もしもし」
医者『烏間惟臣さんが目を覚ましました。混乱して居るのか…今暴れてて』
カルマ「っ！今すぐ行きます！」
暴れてる？あの先生が？
なんで!?
混乱しているのか…
俺らが居なかったから？
無銃夢中で走り続けた
病室は酷かった物が散らばっていた
カルマ「惟臣先生!!」
惟臣side
その声に安心した
惟臣「カルマ君…」
カルマ「っ(ぎゅっ)良かった!!良かった…ごめん、目を覚ます時居れば良かったですよね、混乱させて…ごめん…でももう大丈夫居るから傍に」
惟臣「っ…怖い目を覚ましたら何故か病室に居て誰も居なくて、見捨てられたと思ってそしたら…なんか訳分からなくなって」
カルマ「もう大丈夫…」
怖かった
人に触られるはずが嫌なのに
やっぱり安心する
匂いそして声が
カルマ「ありがと、目を覚ましてくれて」
惟臣「…嗚呼今は…何年だ？」
カルマ「…あの時から4年たったみんな大学生」
惟臣「大きくなったんだな…」
医者「あの…検査をしたいのですが」
カルマ「大丈夫？」
惟臣「…」
カルマ「俺が引きそいでも良いですか？」
医者「えぇ」
カルマ「もう、1人にさせないあの時みたいにはさせない」
惟臣「嗚呼」
医者「質問をします。はいかいいえで答えてください」
惟臣「…はい」
医者「人に触られるのが嫌ですか？」
惟臣「…はい」
医者「そうですか…では、貴方に親や妹がいたと思いますが信じられますか？」
惟臣「…いいえ」
医者「では、信じられる人はいますか？」
惟臣「はい」
医者「今どこか痛いところなどありますか？」
惟臣「いいえ」
医者「分かりました。…」
カルマ「あの、、一つお願いがあります。親や妹がもし、惟臣先生の元を探しに来たら知らないふりをしてください」
医者「何故ですか？」
カルマ「それが惟臣先生の救いになるからです、惟臣先生を傷つけた人を近づかせるとまたこうなるので」
医者「…分かりました」
カルマ「では、行こ惟臣先生」
惟臣「…俺の帰る所は有るのか？」
カルマ「俺の家ですよ、ちゃんと惟臣先生の部屋も確保してありますから」
惟臣「…」
カルマ「大丈夫です次は絶対守ります」
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作者名：茅野雪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HamadaFuka1/
作成日時：2018年2月24日 16時
