人間不信な君は……【赤羽カルマ】 (ページ6)

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カルマの過去ページ6

渚side

烏間先生と一緒に入ってきたのは

渚「か…カルマ君…!?ど、どうしたの？」

磯貝「烏間先生…」

ボロボロのカルマ君だった

カルマ「…はぁ…はぁ…」

烏間「お前らはこいつの…過去を受け止めることが出来るか？」

渚「え…？」

烏間「こいつがなぜこうなったのか知る覚悟はあるか？」

千葉「ど…ゆう事ですか？」

烏間「…昔と…停学中に何があったか知りたいか？知ってもこいつを見捨てないか？と聞いてるんだ」

カルマ「…」

殺せんせー「にゅやっ!?そ、そのケガはどうしたんですか？け、ケアしましょう(触ろうとする」

カルマ「っぁ!!(烏間の後ろに隠れる」

烏間「おい、やめろ、てゆうか1m近づくな、お前前から怖がられてただろ」

殺せんせー「そうなったのには訳があるのですね」

烏間「嗚呼お前らは知りたいか？……こいつがなぜこうなったか」

前原「状況が…分からないけど俺は知りたい」

渚「うん…なんで、カルマ君がこうなったのかを」

烏間「いいか？」

カルマ「烏間さんが…喋るなら…(ボソッ」

烏間「嗚呼…まず、こいつと俺の出会いについて話そうか」

カルマ君は烏間先生の手を握りながら座ったら

烏間先生が喋り始めた

烏間side

カルマ君と出会ったのは6年前だな

カルマ君が小学三年の時だ

出会ったのは雪の日だった

ものすごい寒い日

半袖半ズボンで所々にアザがあった

烏間「おい、どうしたんだ？こんなところで風邪ひくぞ」

カルマ「…あのね俺、家に居ちゃダメなんだって邪魔なんだって、親時々しか帰ってこないのは俺のせいなんだって俺がいるからだって」

烏間「…お前何年だ？」

カルマ「3年生」

烏間「家は何処だ？送ってく」

カルマ「…嫌だ、だって叔父さんね俺を叩くんだよ、何もしてないのに」

烏間「!?…」

ど、どうしたらいいんだ？こんな寒いところで…

烏間「お前俺の家に来い」

カルマ「なんで？」

烏間「そんな所にいたら死ぬぞ、俺はお前の叔父さんや親と違う、叩いたりしない」

カルマ「うん！」

こんなに軽々と着いてくのか…今時の子は

烏間「ここだ」

カルマ「お兄さんは何やってる人？」

烏間「大学だ」

カルマ「そうなんだ～！は、ﾊｯｸｼｮﾝ！…:;(∩´﹏`∩);:」

烏間「…(被せる)今、暖房入れる」

カルマ「わぁっ…暖かい…ありがとう！お兄さん！」

烏間「…！嗚呼、ホットミルク飲めるか？」

カルマ「うんっ！」

烏間「はい」

カルマ「ありがとう！(飲む)暖かい…」