人間不信な君は……【赤羽カルマ】 (ページ35)

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早く戻ってきて＿＿＿ページ35

烏間Side

龍弥「聞こえるんだよ…あの件の後…俺は職を辞めた
散々言われたよ…あることないこと…その幻聴が聞こえる…分かってるよ、俺が悪いって!!なにか出来たんじゃないかって…だから…ごめん…(出す

龍弥がぽけっとから銃を出した

烏間「どこでそんなもの」

龍弥「んなの裏の世界でだよ…
俺の手はもう汚れてる…烏間、カルマを頼む
カルマどうか…どうか…幸せになってくれ…」

龍弥は自分のこめかみに銃を向けた

カルマ「ダメだっ！！！(取る」

龍弥「カルマ危ないっ！」

烏間「カルマ君！」

一瞬の出来事だった

カルマ君は龍弥の銃を取った瞬間に下に落ちた

烏間「…っ!?救急車!!」

龍弥「なんで…なんでだよカルマ！！」

烏間「至急お願いします!!
…分かんないのかよ…お前が今生きてるたったひとりの家族だからだよっ!!早く下に降りるぞ!!」

龍弥「か…ぞく…？」

そして救急車が来て運ばれた

その後どうなったか分からない

気づいた時は前みたいにタコがいた

殺「…」

烏間「あいつが止めようとしてたのに…俺は…俺は死ねばいいって思ってしまった…」

殺「龍弥さんから聞きました、全て
泣きながら私達に話してくれました、龍弥さんは自首しに行くそうですよ」

烏間「言わないんだな」

殺「はい」

烏間「容態は？」

殺「…」

烏間「そうか…みんなは？」

殺「カルマ君のところに」

烏間「また辛い思いさせてしまったな」

ビッチ「見つかって良かった
その思いの方が大きいみたいよ」

烏間「そうか、あいつらの方が強いな…
カルマ君の病室教えてくれ」

ビッチ「カラスマ？」

烏間「もう大丈夫だ」

ビッチ「分かったわ」

そして、病室に向かった

病室に入ると、たくさんの機械が周りにあってカルマ君の体には沢山の包帯が巻いてあった

渚「烏間先生…」

烏間「…ごめんな…」

杉野「烏間先生きっとカルマはこう言いますよ
”大丈夫”って」

烏間「ありがとう」

渚Side

そして、

時間が過ぎた

ただ時間だけが過ぎていった

あの日から僕らの教室には

赤色が居なかった

放課後全員でカルマくんのところに行った

早く目を覚まして欲しくて

何度も呼びかけた

それでも起きなくて

医者からは五分五分って言われて

意味が分からなかった

時が過ぎて

僕らは中学を卒業した

暗殺教室を卒業した

殺せんせーとの最期の日

君はいなかった

殺せんせーはこう言った

”信じて待っていてあげてください”