人間不信な君は……【赤羽カルマ】 (ページ34)

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真相ページ34

カルマSide

拘束されて数分後

人がでてきた

？「デカくなったな…カルマ…前会った時はあんなに小さかったのに」

カルマ「…」

ｱｲﾂじゃなかった、烏間先生ぐらいの年齢で

ひょろってしてて、目が…父と似ていた

？「ごめんな…こんなことに巻き込んでしまって…
兄さんもお姉さんも守ってあげられなくてすまなかった…ごめんな…
あいつを殺して俺も死ぬから…全ての元凶は…＿＿」

カルマ「ｯ!?違う！違う！！！」

？「黙れ」

『もう一度言わないと理解できないのかな??撃つぞ』

カルマ「…」

違う…違う…なんで…

それから数時間後

烏間「カルマ君！」

カルマ「…!!」

？「やっと来たな、会いたかったぜ烏間ｧ!!」

烏間「赤羽龍弥…やっぱりお前か」

龍弥「そーだよっ!!お前があん時、何もしなければ俺はもっともっと上に行けてた!!お前が全部壊したんだよ!!」

烏間「ふざけるな…そんなことでカルマ君をたった一人の義弟を!!」

龍弥「俺だってこんなつもりじゃなかったんだ!!
あいつが!!那智が！カルマに暴力なんてしなければ!!兄さん達を殺さなければっ!!余計な事しなければ…
分かってるよ!!烏間に復讐したって…カルマを苦しめたって…なんにもならないことぐらい
でも…何かしなければ、壊れそうだった…毎日毎日
那智から金の要求…金が底に着いて、何ヶ月も経って…那智から言われたよ、兄達を殺したってお前のせいだって…実は那智にカルマの守りをさせてもらってた、そこが間違いだって気づいた時にはもう遅かった
ごめんな…カルマ」

カルマ「…」

烏間「なんで一言も相談してくれなかった」

龍弥「…無理だった…他言したら今度は…カルマの命が無いって」

烏間「っ…」

龍弥「烏間…カルマを守ってくれてありがとう…
カルマを救ってくれてありがとう…俺…嬉しかった…カルマが…烏間に会えたこと…ありがとう本当にありがとう…」

烏間「俺はカルマ君を救ってない
カルマ君は自分で自分の力で!!今までを生きてきた!!
周りの暴力暴言…苦しい事だってたくさん人より経験して、それなのに今は！笑顔で学校に通ってる！
中学校入学当時なんて、凄かった、変わってた!!
カルマ君は自分自身を育てた自分で!!自分を守ったんだ!!
龍弥お前はどうだ？他人のせいにして
何か出来るはずだっただろ」

龍弥「黙れ、烏間ぁっ!!
お願いだから…口を開かないでくれ…」

烏間「何を言ってるんだ龍弥」

龍弥「堪らないんだよ！！お前が…お前が喋るたんびに…」