人間不信な君は……【赤羽カルマ】 (ページ33)

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僕らには待つことしか出来ないページ33

渚Side

それから数時間後

律「カルマさんの足取りが分かりました！」

原「ほんと？律」

律「はい！でも…途中から分からなくなってます」

岡野「律ありがとう少し休んだら？」

律「…っ…ではお言葉に甘えて」

烏間「…」

杉野「烏間先生？どうしたんですか？」

烏間「いや…カルマの叔父を見たことがあるんだ…」

渚「え？」

烏間「カルマ君の親の父方には腹違いの弟がいる
そいつと同い年だ
その名前は赤羽龍弥、元…防衛省だ」

「「防衛省!?」」

烏間「くっそ!!なんで気づかなかった!!
でも…あの日あった、奴は赤羽龍弥では無い…(電話)
鶴田少しいいか？、赤羽龍弥に関係してる、ガタイのいい男いないか？鷹岡にも関係してる奴だ」

鶴田『待っててください、
…いました！一人います』

烏間「ありがとう
…赤羽龍弥は…カルマの叔父…でも…」

《烏間あ！！覚えとけよっ！！ぜってえ俺はお前を許さないっ!!＿＿＿と一緒に!!》

烏間「…律!!
那智登玉を調べてくれ!!」

律「はい！」

杉野「烏間先生、赤羽龍弥って誰ですか？」

烏間「カルマ君の叔父、父方に当たる弟だ
俺と同い年で、防衛省に入った、かなりのキャリアだったが、ある事が浮上した」

千葉「ある事？」

烏間「赤羽龍弥は防衛省の金を横流し、暴力団関係者に売っていたんだ、それを俺が見つけて上司に言った、それから調べて、色んなことに手を汚してる事がわかった、だから自主退職
横流しを受け取ってた奴が、那智と言う奴だ
今、警察に捕まっている男が、那智
恐らく、本当の叔父赤羽龍弥とカルマ君が一緒にいるだろう
アイツがしたい事は、きっと俺に向けての復讐
(机を蹴る)くっそ！！！俺のせいで…
何がなんでもカルマ君を…」

渚「烏間先生…」

磯貝「全ては仕組まれていた…？数年前から…」

烏間「…ここからは一人でやる」

渚「でも！！」

烏間「言っただろう！あいつは暴力団関係者とも繋がっている!!金で解決出来るんだ…理事長も最近は金の要求をして来なくなった
上も…何も言わなくなった
もうこれ以上巻き込みたくない(出る」

どうして…

殺「みなさん、烏間先生はあなた達のために言ってるんですよ」

杉野「だけど！！！」

殺「彼はカルマ君と約束したのでしょう」

渚「約束？」

殺「はい
烏間先生はカルマ君を守ると
そして、カルマ君は烏間先生を信じると
私たちは待っていましょう
待つ事も時には大切なのですよ、みなさん」

磯貝「待とう、俺達にはそれしか出来ない」