人間不信な君は……【赤羽カルマ】 (ページ32)

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なんでたった1人の子供が… ページ32

渚Side

学校に行ったら烏間先生が居た

烏間「みんな集まったな」

磯貝「何かあったんですか？」

烏間「…昨日…カルマ君が消えた」

杉野「は…？」

烏間「病院が終わって家に着いて、それから様子がおかしかったんだ…実は、こういうことは何度もあった
だからあまり気にしなかったが
すまないっ…俺が目を離した隙に…」

千葉「烏間先生何でも背負い込まないでくださいよ」

菅谷「そうそう」

烏間「手伝ってくれ」

渚「勿論ですよ」

浅野「開ける)」

磯貝「浅野!?どうした」

浅野「どうしたこうもないっ!!お前たちは知らないのか？」

片岡「なにを？」

浅野「今…理事長に電話があった…」

渚「もしかして！」

浅野「嗚呼、赤羽からだ!!
この学校を退学すると」

寺坂「てめぇっ!!どゆうことだよ！理事長は引き留めたのかよ！！」

浅野「バカか
今の理事長が止めるだと？そんなの世界が破壊してもありえない今の父は言いなりだ
お前らの親もな」

杉野「ｯ…!!」

浅野「僕には理解が出来ない!!なぜ赤羽が辞めるのか理解不能だ」

渚「…」

茅野「渚？顔真っ青だよ？大丈夫？」

渚「すごい…嫌な予感がするんだ…考えたくないぐらい…嫌な予感…」

千葉「烏間先生
カルマの診察してる人は？」

烏間「…」

磯貝「おかしくないか？」

片岡「え？」

磯貝「たった1人の大人が、これだけの大人しかも、理事長まで操れるなんて
それに1人の子供が…大勢の大人から…なんでだ？
カルマは…ただ…カルマには…なんにも罪なんかないのにっ！！」

前原「磯貝…」

磯貝「…」

浅野「僕にも手伝うことがあったら言ってくれ」

磯貝「ありがとう浅野」

浅野「たった1人の戦友相手だからな(出る」

前原「んとに素直じゃねえなあ～」

渚「とにかく探そう、手がかりならあるはずだから!!」

杉野「律烏間先生の家の身辺の防犯カメラ映像見れるか？」

律「可能な限りお任せ下さいっ!!」

カルマSide

目が覚めると

屋上にいた

目の前にはカメラ

カルマ「…？」

『聞こえるか？聞こえるなら右のカメラを向け』

カルマ「…」

『よし偉い
今から俺が言う言葉を話せ、そのカメラは全国中継に繋がる』

カルマ「ッ～!?」

『声を出したら後ろの銃がどうなるか分からないぞ
ひとつでもおかしな事をしたら、お前の仲間がどうなるか分からないからな』

カルマ「…」

分からない…ｱｲﾂが何をしようとしているのか…

何をしようとしてるんだ

ねぇ…みんな？

信じてる