お兄さん（烏間惟臣）が居ない1週間 ページ16
カルマside
《ごめんな…上に掛け合ったんだが…1週間留守になるからあいつ、タコといてくれ大丈夫だ、一人の時は電話してやる》
渚「カルマ君おはよ」
カルマ「…っ…はよ…」
怖い
殺「さぁ皆さん授業を始めましょう！」
カルマ「…」
一限二限三限4限
カルマ「ﾊｧﾊｧ…」
渚「カルマ君…外1回出る？」
カルマ「…(ブルブル」
渚「嫌なの？…そっか…」
目がクラクラする
カルマ「た…っ…けて…」
渚「え？」
渚side
カルマくんが突然たって外に走り出した
前原「おいカルマ！」
渚「待って！」
カルマ「ﾊｧﾊｧ…」
前原「カルマ！待て！」
皆で走っても追いつけない速さ
殺せんせー！何とかして…
あ無理だなんだよね…余計にパニックになるから…
カルマ「…兄さん…っけ…」
渚「カルマ君もしかして…」
杉野「烏間先生探してる？」
渚「律！烏間先生に電話！」
律「はい！」
カルマ「止まる)…もしもし」
烏間『どうした？大丈夫か？』
カルマ「どこ？」
烏間「…すぐ戻ってくる、だから待っててくれないか？」
カルマ「うん分かった」
烏間『なるべくみんなと離れないように』
カルマ「うん」
渚side
僕のカルマ君のイメージは…
なんだっけ
守ることも出来ない
手を差し伸べたい
ねぇカルマくん
頼ってよ
1人じゃないんだよ
みんなが僕が
居るから
カルマ「…」
渚「カルマくん教室に帰ろう」
カルマ「…ん」
君がいていい場所だから
渚「カルマ君無理かもしれないけど…僕達をゆっくりでいいから信じてくれる？」
カルマ「…」
渚「大丈夫だよここには敵はいないよカルマ君を否定する人は誰一人居ない、カルマくんは大切な仲間」
カルマ「仲間？」
前原「みんなで助け合っていくんだよ」
カルマ「…」
「うわっカルマやん」
え？本校舎の生徒!?
渚「何？」
前原「カルマになんか用かよ」
カルマ「…」
生「べっつに〜？知らねぇし」
生「お前らＥ組が喋ってんじゃねぇよ」
寺坂「テメェらっ！」
浅野「やめないか見苦しい」
渚「浅野君」
浅野「ちっ…ん？…お前カルマか！」
カルマ「…浅野」
浅野「随分変わったな」
カルマ「別に」
浅野「…痩せたか？ちゃんと食べてるのか？」
カルマ「うるさい」
浅野「…俺はお前のことが心配なんだよ」
カルマ「俺は信じない」
浅野「…そうだよな…ごめんな」
渚「え？浅野君とカルマくんって…」
浅野「話していいか？」
カルマ「勝手にしろ」
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作者名：茅野雪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HamadaFuka1/
作成日時：2018年9月23日 12時
