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この世界にさようならをしよう ページ24
烏間side
壊れるものはいつだって信じたものだった
信じた時だった
仲良くなった途端に
笑顔をを出した瞬間に
幸せだと思った時に
信じようとした時に
俺は生きてる意味などあるのだろうか
妹もあそこもおれと関わったばかりに痛い目にあう
それなら…いっそ…いなくなればいい
消えてしまおうこの世界から
俺は、この世界に必要のない人間なんだ
生きてるだけで周りを不幸にしてしまう
傷つけてしまう
そんなことを考えていると
いつの間にかビルの屋上に立っていた
見上げるとそこには
キラキラと光った三日月があった
今の俺にはどうでもよかった
俺は飛び降りた
《先生！！どこか行きませんか〜》
《よっしゃああ！！先生！！俺と磯貝２点ですね！！》
《ハンバーガーばっかりじゃなくて甘いものもどーー？》
本当に世界は残酷だ
さようなら
３年Ｅ組
そして俺は瞼を閉じた
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作者名：茅野雪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HamadaFuka1/
作成日時：2018年9月16日 23時
