【烏間惟臣】壊れるものはいつだって＿＿＿ (ページ16)

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感謝してるページ16

カルマside
俺には1つ気がかりだった

カルマ「渚君烏間先生は？」

渚「明日学校来たらわかると思う」

カルマ「どーゆうこと」

渚「カルマ君に会ったらきっと喜ぶよ」

カルマ「なるほど」

渚「カルマ君」

カルマ「なに？」

渚「ありがとう」

カルマ「(撫で)相変わらずちっちゃいな～笑」

渚「カルマ君が大きいんだよ！」

カルマ「早く取った方が」

渚「すぐ取ろうとするな！笑」

カルマ「ハハっ！！
渚君俺はね、感謝なんて求めてないよ「ありがとう」も「ごめんね」も
俺はいいんだ、たったひとつだけ…俺の友達が俺の仲間が、笑っててくれば、俺は充分幸せだよ！」

渚「カルマ君…うん！だね」

俺はそれだけで本当に嬉しいことなんだ

渚side

嘘じゃないって分かった

今のカルマ君の言葉には

偽りも悲しみの欠けらも無い

本当の言葉で

本当の君で喋ってくれた

でも知ってるよ？

カルマ君が、影で泣いてること

僕らはその度に励ましていきたい

きっと君はこういうんだろうね

カルマ《ありがとう》

カルマside

そして次の日

渚「カルマ君！おはよ！」

カルマ「おはよ～」

杉野「おっ！カルマ～！」

カルマ「おはよ」

千葉「カルマ」

カルマ「分かってるって！！烏間先生に会いに行けばいいんだろ？笑心配するな」

そして俺は教員室に行った

カルマ「失礼しま～す」

殺せん「おやカルマくん！」

カルマ「久しぶり～
寝てんだけど笑」

殺「最近よく寝てるんですよね」

カルマ「先生…烏間先生？」

烏間「ん…カルマくんか？」

カルマ「久しぶりﾆｺｯ1ヵ月ぶりかな？」

烏間「…」

カルマ「元気そうで安心したよ、ごめん待たせて
でも、先生が…無事でよかった！！」

烏間「ゴメンな」

カルマ「謝んないで下さい、あれは俺が選んだんですから」

烏間「嗚呼」

カルマ「じゃあ先に教室行ってきます～」

殺「はい」

烏間「…」

殺「言わなくていいんですか？」

烏間「嗚呼いい、これ以上あいつらに迷惑はかけられない」

殺「迷惑…では無いんですがね」

烏間「俺はお前たちに感謝してる
ここが、お前たちが俺を受けいれてくれた
ここが俺の居場所だ、そばにいてくれるだけ……それだけで嬉しいんだ」

殺「烏間先生…」

烏間「HRだろ」

殺「あ、そうでしたね、では」

あ、やっべ！！…

殺「おや」

カルマ「しー！」

烏間先生があんなこと思ってくれたなんて

俺は、それをみんなに言おうと思った

そしてまた、涙が出た