今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:72,677 hit
小｜中｜大
. ページ32
.
それから数日経って水が飲めるようになってご飯が始まった。
あーもう退院できるわ、なんて思ったのもつかの間。
筋力が落ちてるからリハビリがありますからねと言われてやってきたのはガタイのいい筋肉。怖そうな人。めっちゃでかい。
「っしゃ、じゃ、頑張りましょうね。渡辺さん」
イワモト、と名乗ったこの男は意外と容赦なくて毎日あるリハビリのほとんどがこの人で休みの日は違う人が来るぐらい。
でもなんだか嫌ではなくて、慣れてくると俺はいわもっさんなんて呼んでたし、ナベと呼んだり翔太と呼んだりするこのイワモトさんのおかげで気分転換ぐらいの気持ちでリハビリができた。
もうすぐ退院、な訳はなくてここから転移しないようにするために抗がん剤で化学療法が始まる。
部屋からも出れず1人で苦しむ平日の昼に少しだけの癒しになったのが、例の黄色いバナナの妖精と白い垂れ耳のアイツだった。笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユキ | 作者ホームページ：https://twitter.com/tatu_0505_yuki?s=09
作成日時：2020年12月5日 1時
