【銀魂】空から女の子が降ってきました。【劇場版】

8,「一周回って冷静」 ページ8

そうして目の前の光景に目を奪われていれば、急にパッと変わる風景。






＜侍の国…僕らの国がそう呼ばれていたのは今は昔の話＞



『え？？』






と、思えば江戸の風景が広がって銀魂のお決まりである天人の説明が始まってしまった。






『………何コレ。』



銀時「いや知らねーよ。何か始まっちゃった事に俺の方が驚きだよ」






てか銀魂の事知ってる読者にこの説明いらなくない？そもそもどこで盗み撮ったんだか……。






＜だがそんな時代に一人、侍の魂を持つ男が一人……ラストサムライ坂田銀時＞






おお、ここまでは普通の銀魂だね。






＜そして武装警察真撰組に所属し、誇り高い魂を併せ持つ女武士……“元”自 殺願望者、暁A＞






あ、コレは空からシリーズ専用の紹介かな？






＜そう、二人が呼ばれて名を馳せたのも＿＿＿＿今は昔の話＞






そうそうお決まりだよね。こうしていつもナレーションと共に銀時君と私の墓が写し出されて………





……ん？








………………。








………。









銀時「待たんかいィィィイイ！！！！！」



『え待って私達生きてんのに死んでんの？ウケる』






笑っているものの状況を把握出来ていない。え、墓？墓って何？何で私達死んでんの？どういう状況？どこで撮ったの？何で死んでんの？？







銀時「ッな、な、何じゃこりゃアアア！！！」






……うん。そうなるのも仕方ない。だって目の前に私達の墓があるのだから。








……………うん？？？目の前？？？あれ、さっきまで画面越しだった筈じゃあ？






銀時「完結篇ってェェ！？ホントに銀さん完結してんだろーが！！劇場版だからって何はしゃいで勝手な事やってんのォォ！！！」





てか何で銀時君周りの景色変わった事に気付いてないの？アホなの死ぬの？






銀時「フツーこういうのは煽るだけ煽って大丈夫なパターンじゃないのォ！？ナ○トだって死すって言って生還してただろーが！！ヤ○トだってさらば言ってたのにキム○クになっただろーが！！！」






あ、駄目だ。完全に気付いてない。アホだ。



あとなんで私の墓と銀時君の墓が隣な訳？なんか嫌なんですけど掃除とかされてなさそうで。












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