【銀魂】空から女の子が降ってきました。【劇場版】

13,「無口とクール」 ページ13

二人で頭を悩ませていれば。







＜この世界は紛れも無い現実ですよ＞




「『え？？？』」







急に、後ろから男性の物だと思われる声が上がった。私達以外にも人が居たのかと驚き後ろを振り向くと＿＿







＜いや…少し語弊がありますね。銀時様、A様、貴方方にいずれ訪れる未来と言った方が宜しいでしょうか＞









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿映画泥棒がいた。







………………ン？？






……………う、うん。映画泥棒はいるね。あれ？でも周りに誰も人は居ないし…あれ？？じゃあもしかして今の声って……









映画泥棒の？？









……………。









「『お前／君喋れたのォォォ！！？』」






思わず銀時君と突っ込んでしまったよね。いやだって今までうんともすんとも言わなかったよこの映画泥棒。なのに急に喋られても。






銀時「えちょっと何！？てっきり魔女宅のパン屋の親父みたいなジェスチャーキャラで行くのかと思ったら突然なにワケの分かんねぇ事喋り出してんの？！」



『無口キャラが喋ったって言うので株上げようとしても無駄だからね！？そーゆーので株上がるの面が良い人だけだから！カメラの君は無理だから！！！』






二人で一斉に突っ込んでいく。
だって色々混乱してて頭回んないし。






＜残念ながら、私は映画泥棒でもおソノさんの旦那でもリヴ○イ兵長でもありません＞



『いや誰もリヴァ○兵長とは言ってないよ』






そして何ちゃっかりイケメンセレクトしてんの？あとリヴァイ○長無口じゃないしクールだし。






＜………＞






あ、無視した。






『……で、話を戻すけど…君、何なんだい？』



銀時「ただの映画泥棒って訳じゃねェんなら……説明出来るだろ？」






すると、映画泥棒は流暢な喋り方で話し始めた。






＜私は貴方方をこの世界に呼び出す為に…ある方に頼まれ、ある方によって作られた“時空間転送装置”＞



『じく、そう……なんだって？？』



＜…通称、時間泥棒。要するにタイムマシーンです＞



『「……え？」』








え待って？今物凄いカミングアウトされなかった？？タイムマシ、タイムマシーン？タイムマシーンって…










＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ドラえ○んの！？










実在したのてか作れんの！？






『え……』



銀時「は……」






私がフリーズしていると銀時君も固まっているのが見えた。そうだよねその反応になるよね？？










ー

14,「時間泥棒」→←12,「まるで地獄」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す