涙を流したその後…[イナズマイレブン] (ページ6)

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俺は駆け足で、いつものカフェの裏に行った。

鬼道｢！A！！｣

そこで、Aが一人で倒れている。
とりあえず俺の部屋につれていかないと！
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鬼道｢A！大丈夫か？！俺が誰かわかるか？！A！｣

A｢………ん…｣

鬼道｢A！目を覚ましたのか？｣

A｢鬼道くん…？私は…？｣

Aは戸惑っている。ちょうどあの記憶を忘れたのか？

鬼道｢俺に電話がかかってけてくれて…不良に絡まられてて…｣

A｢…！思い出した！｣

鬼道｢本当か？｣

A｢実は帰り考え事をしていて、不良にぶつかって…鬼道くんに電話しようとして布を被されて…｣

Aにそんなことが起きていたなんて…

鬼道｢…本当にすまない…A…｣

A｢なんで謝るの？私が考え事していたから…｣

鬼道｢俺がついて行けば…｣

申し訳なさでいっぱいだ。

A｢…私、これからも気を付けるね｣

鬼道｢俺も気を付ける。おなかも空いてきただろう。ご飯でも食べに行くか？｣

A｢…き、今日は私が作る！｣

そ、そうだった。いつものカフェは…

鬼道｢出来るか？俺も手伝うぞ？｣

A｢じゃあお願い｣

Aが珍しく笑顔になっている。
心臓がどくどくいっている。
かわいい…とでも言ってやりたい…

A｢どうしたの？顔赤いよ！熱？！｣

俺、顔赤くなってるのか…？Aの笑顔を見て…

鬼道｢な、何でもない…大丈夫だ…｣

言いたい…

鬼道｢その…｣

A｢？｣

鬼道｢Aの笑顔が…か、かわいい…から…｣

A｢？！あ、えっと、えっと、その！あ、あ、あ、ありがと！｣

Aも顔が赤くなっている。俺も…

A｢あ、そ、そうだった！ご飯何がい、いい？｣

鬼道｢…じゃあ、カ…｣

あ、ダメだダメだ！カツサンドはカツをパンで挟んだのになるじゃないか！あーでも…

A｢カツサンド。って言いたいのかな？｣

鬼道｢な、なぜ｣

A｢まなかちゃんに教えてもらった♪好物がカツサンドって｣

鬼道｢そ、そうか…一緒に作れるか？｣

A｢作ろう！｣

よし！作るぞ！