普通の世界 ページ27
目の前に来たイケメン。
じーっと俺の顔を見て一言。
「、、、初めまして」
「あ、、、は、初めましてっっ」
「いや一言目それかいっ」
大毅のツッコミも決まったところで紹介された。
藤井流星さん。
別にモデルをしてるわけではないらしい。
「よくスカウトされるもんな」
「あぁ、あれがスカウトっていうんや。」
「え?分かってなかったん?」
「よく声かけられるなーくらいには思ってたけど」
「、、、出た、流星のアホ、、、」
ほんまにここの学生なのかっていう雰囲気。
頭いいんですよね???(笑)
「で、この子は?」
「俺の生徒兼彼女。」
「うぇっ、ちょ、ちょっと、、、?!」
めっちゃオープンにしやがった。
まんま言うたな。
さらっと言うたで?!
「あぁ、そうなんや。よろしくなぁ」
「あ、よ、よろしく、お願い、します、、、」
そして驚かないときた。
普通なん?
あ、これ普通なん???
「流星もイケメンの年下彼女おるもんな」
「おん、イケメンやけどめっちゃ可愛いで」
「ほえぇ、、、」
すごい世界やな。
大学はこういう人もいっぱい居るんやなぁ、、、。
「とも、流星に惚れたらあかんで」
「当たり前やん、(笑)」
その後LINE交換するくらい仲良くなって、
大毅にめちゃくちゃ嫉妬されたのは別の話です。
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作者名:水無月こすも | 作成日時:2021年8月16日 20時