“イタズラハプニング” 速水鶴正 ページ10
トントン
誰かに肩を叩かれました
誰か呼んでるのでしょうか？
そう思って後ろを向くと
プニッ
「あはははは！速水、ひっかかった〜！」
Aさんの手が僕の頬に突き刺さりました
すごく痛いんですけど……
そんな事より！
「Aさん、昨日もやりましたよね〜！」
「速水！過去は振り返ったら負けだ！」
かっこいいように聞こえますが
これ、言い訳ですよ？
「ひっかかる速水も悪いって！」
そう言って笑顔で友達の所へ走っていくAさん。
こんなに言い返せなくたって
毎日イタズラされているのに嫌いになれないのは
きっと、僕がAさんに恋してるからなんでしょう……
最初は僕だって思いませんでしたよ！？
Aさんはクラスのムードメーカー的存在で
僕なんて天と地ほどの差があるような人なんです。
そんなAさんと仲良くなれただけでも
十分嬉しかったんですけど
まさか、恋してしまうなんて_____________________
*°*
「……おはようございます。浜野くん」
「速水！寝不足か〜？」
おはようございます。
今日の僕は寝不足なんですよ……
少しヨロヨロしながらなんとか教室まで行ったら
トントン
誰かに肩を叩かれました
「何ですか_________________？」
そう後ろを向こうとした時
足がふらついて、少しよろけてしまいました
すると後ろにいたのはAさんで、
何をするのか思い出した時には遅くて
………見事に僕の頬に突き刺さるつもりだった
Aさんの人差し指は
僕の口の中に入ってしまいました。
「うわぁぁぁぁぁ！？！？」
「ゴメンなさぃぃぃぃぃぃ！！！」
Aさんは少し停止した後
ナゾの動きをした後に
急にあたふたして回りを見て
「あ……っ！浜野にリベンジしよ…っ！」
「待ってください！」
それが嫌で僕は呼び止めてしまいました。
「え……っと、こんな事になると嫌なので……
僕以外にはしないでくれますか……？」
そして、僕の思っている事を頑張って言いました。
するとAさんは一瞬目を見開いて
笑い出しました
「クククク……！速水！大丈夫だって
あたしは好きな人にしかこういう事はしないから！」
"あとでゆっくり話そ！"と言いながら
Aさんはグループの輪へと戻って行きました
その時はいつもAさんに頬をつつかれる時より
頬が熱くなってる気がしました
“期待して” 狩屋マサキ→←“教えてあげたい事” リュゲル・バラン
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
M y f a m i l y . 【明王・晴矢・シュウ・蘭丸・典人・マサキ編】 欲 望 全 開 男 子 ｰSecondｰ【ｲﾅｲﾚｼﾘｰｽﾞ】 M y f a m i l y . 【照美・風介・篤志・天馬・白竜編】もっと見る
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫。(プロフ) - にいなさん» ありがとうございます！これからよろしくお願いします＾＾ (2014年6月23日 3時) (
レス) id: 23839ba398 (このIDを非表示/違反報告)
にいな(プロフ) - 紫。さん» もちろんです!お友達になりましょう! (2014年6月22日 18時) (レス) id: bdcf771c73 (このIDを非表示/違反報告)
紫。(プロフ) - にいなさん» 二次元も含めるなら私も恋多き乙女です(笑) あの、今更ですが友達になって頂けないでしょうか…？ (2014年6月20日 20時) (レス) id: 23839ba398 (このIDを非表示/違反報告)
にいな(プロフ) - 紫。さん» いやいや大丈夫ですって!私なんて二次元に恋する少女ですから.笑 (2014年6月2日 18時) (レス) id: bdcf771c73 (このIDを非表示/違反報告)
紫。 - にいなさん» 実体験でしたか〜。女の子で良かったですね〜(笑)うーん、こういう恋愛ものを読むと、恋がしたくなりますね(^^)私、初恋もまだなんですよね(汗) (2014年4月4日 23時) (レス) id: a7373192ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あいだ。 | 作成日時：2014年3月8日 14時
