世界一の殺し屋少女

11話 ページ13

A「ガキ...？」



な、なんか、切れてないか？A......。



和馬「あ」



ん？風早？どうしたんだ？




A「ガキ？うるっせぇなぁ。ガキだからってなめてんのか？この犯罪者！私らより犯罪なんかして捕まるお前らの精神の方がガキだろうがよ！だまれやこのひげガキが。」





口悪っ！




和馬「政令は、子供扱いされるのは嫌いなんだ」




ぁぁ...にしても凄いキレるな。




よほど子供扱いされるのは嫌いなんだな。




黒田『な！なんだお前は！』




A「今からそっちいくから覚悟しとけよひげガキ！！」




...多分、A、ひげガキ気に入ったな。



A「さ、いこ。」




さっきまで帰るって言ってたのにな。ま、有り難いか。




A「和馬くんも！行くよ！わかった！？」




和馬「あ、あぁ...」




このコンビ、結構面白いな。




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職員室



A「ひげガキはここか！？」



まだひげガキ使ってる。



黒田「おっと動くなよガキ。」




拳銃！




って...あ、



い、今ガキって...




A「だ·れ·が·ガキだって？」



Aは目にも見えぬ速さで黒田の拳銃を弾き飛ばした。



A「光一くんとすみれちゃんは橋本先生お願い。和馬くん！速く縛って！」




...なんか、さっさと終わりそうだな。




A「...逃げれると思ってんの？白井さん。」




え！？




後ろを向けば白井は職員室から出ようとしている最中だった。



A、後ろに目がついてるのか！？




A「白井和則。あなたは、レッドバタフライの、一員よね？」




レッドバタフライ！？




世界的な犯罪集団じゃねえか！？




白井「な、なんで知って...」




A「あら？忘れたとは言わせないわよ？この傷、覚えてないの？」




Aは服の袖をめくり、肘の下らへんを見せた。



...え？




そこには、大きな切り傷があった。

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