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ホテルに戻ると剛典に声を掛け、私は先にお風呂に入った。
「はぁ〜」
湯船に浸かると私はどこからともなく声が漏れた。
旅行とはいえ、さすがにあれだけ海ではしゃいだら疲れる。
ゆっくり温まってから私はお風呂を出た。
「剛典〜入っていい、、よ」
彼はベッドの上で気持ちよさそうに眠っていた。
私は隣に座って彼の寝顔をしばらく眺めていたけど、海にも入ったし、お風呂に入らせなければいけないから、仕方なく起こすことにした。
「剛典〜起きて〜風邪ひくよ〜。お風呂入らないとダメだよ〜。」
軽く揺さぶっても起きないので、だんだん力を強めた。
少しして彼は起きた。
剛典「あれ?咲、もう出たの?」
「とっくにね。」
剛典「そっか。じゃあ俺入ってくるね。」
彼はそう言うとまだ眠そうな頭を抱えて、お風呂へ向かった。
私は彼を待ってる間ベッドに横になって、今日撮った写真を眺めていた。
どの写真も満面の笑みで笑っている。
彼といる時間は、夢のようで本当に幸せで楽しい。
剛典「咲いっしょに寝よ?」
いつの間に出てきたのか、剛典が私の隣に立っていた。
彼が布団の中に入ってきた。
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作者名:A29 | 作成日時:2020年3月15日 18時