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あおいは、首を横にふった
それで、俺にメモを渡してきた
『ぜっ、ぜんぜん…、眠れた感じがしないの…
おくすり…、ほしい…』
字まで小さくなってやがる…
俺は赤坂にメモを見せた
赤：かしこまりました…。では、これをお飲みくださいませ
あ：あっ、あり…がと…
やべぇ…
今にも、あおいが寝そうだ
良：あおい〜？口を開けろよ〜、ジュースと薬を入れてやっからなぁ
あおいが小さく口を開けて、俺はその口の中にジュースと錠剤を流しこんだ
良：…うめぇか？
あ：うん…。もっ、もう…、寝て…いい？
良：おぅ！ゆっくり、やすみな
あおいは、ゆっくり眼をつぶった
俺は軽くあおいの頭をなでた…
ゆっくり、やすめよ〜
赤坂は、部屋を出ていった
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作者名：田中カオリ | 作成日時：2019年4月15日 17時
