ちぐはぐな[リズム]は歌い手様に好かれました。Part4! (ページ23)

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150.行方不明ページ23

キャラメルside

天「ねぇ、正美ちょっと遅くない？」

天月さんが急に言った。

『え、そうですか？でもアイツが出てから20位しかたってないですよ』

首を傾げて、不思議そうに返す月弥。

天「うん、いつもは10分位で帰ってくるしね。ちょっと遠回りしてもこの位には帰ってくるし」

歌「んーじゃあ、あと15分待ってみて帰ってこなかったら見に行ってみる？」

親バカみたいだけど心配だし、と付け足す。

その場はそうだねーで終わったけれど、その後15分所か25分たっても正美は帰ってこなかった

粉「─────ねぇ、嫌な予感がする」

突然由乃がそんな言葉を発した。

キャ「そんな事言わないでよ、心配だけどさ」

う「ほんとに探しに行った方が良いんじゃないの？」

l「俺もそう思うよ」

次々に皆がそんな言葉を発する。

歌「────分かった、探しに行こ。ただ全員じゃなくて何人かはここにいてもらう」

正美ちゃんが帰ってきた時にね、と付け足す。

そ「なるべく女子はここにいた方が良いと思うんだけど···」

体力や、力の問題でという意味だろう。

少し言葉を濁したのは、そらるさんなりの気遣いなんだろうけど、でも

『嫌ですよ、私は行きます。Seasonの、シェアハウスメンバーの１人が行方不明ってのになにもできないとか情けない』

歌「月弥ちゃん、、、」

もちろん迷惑はかけません、自分の身は自分で守りますと月弥は歌詞さんを見据える

歌「────分かった。女子で他に絶対行きたいって人は？」

由乃も96ちゃんも、私も手を上げなかった。

月弥ほどの意志がある訳じゃなかったし、多分足手まといになるだけだろうから。

l「了解。あとうらたんとさかたん、二人は残ってもらえる？」

女の子だけじゃ危ないし、何かあっても二人でなんとかいけるやろ？と諭すように言うluzさん。

う「────分かった」

坂「絶対正美ちゃん連れて帰って来てな！」

そうやって笑ううらさかの二人。

あぁ、ここにいる皆は強いんだ

改めてそう強く感じた。