大丈夫とか言わないでもろて【歌い手+α】 (ページ17)

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｢耳を責めろ｣ページ17

と思ったらまた部屋があった

『なんでやねん！！！！』

DECO｢とりあえずお題探そっか｣

仕方なく部屋を探し回って紙を見つける。

床に落ちていたお題の紙には何も書かれていなかった

『あれ、？確かにこの紙のはずなのに』

近づいて来たDECOさんに紙を見せる

「⋯。Aちゃん、見えないの？」

DECOさんにしか見えないってこと？

それなら教えてもらえばいいんだけど

DECO「いや、お題の下に内容は教えるなって
書いてるから言わない方がいいと思う」

なるほどなぁ⋯、

それならお題はDECOさんにしてもらうしかないのか

私と同じことを考えたのであろう彼は

床にあぐらをかいて、私をそこに座るように言う

お題の内容が分からないから私は従うしかない

DECOさんの組んだ足の上でお腹に両手で抱きつかれる。

見た目と裏腹に意外とカが強くてビックリした

どんどん顔が近づいてくる。あっ、顔がいい！！

え？なに？
もしかしてお題はチューなの！？※違います

体に力を入れて耐える準備をしたときだった

ふうっ、と耳に息がかかって

びくんっ、と体が大きく跳ねた。

それはたまたまかかったモノではなく、何度も何度も執拗に吹き掛けられる

『ねぇ、DECOさん⋯！』

呼び掛けても返事は無く、今度は耳をペロっと舐められる

『っあ⋯！』

意図しない声が漏れて必死で口を塞ぐも、

その手を捕まれて声を抑えられない

どんどんヒートアップしていく行為は、限界を知らないのか

甘噛みされたり舌をねじこまれたりと勢いを止めない