第3話 自分のために ページ10
『えっ！？』
「さて…次はアキちゃんの番だよ〜。」
『！』
「……お前は呪術高専に何しに来た。」
同じ質問を投げられた
『…私には過去の記憶がない。この話は五条先生にも言ったけど両親の顔すら覚えてない…そんな記憶がなくてずっと一人ぼっちだった私がずっと寂しくならないように悠仁はずっと隣にいてくれたから今の私がいる。悠仁が宿儺の指を飲み込んで受肉したから死刑なんて言うけど私は絶対そんなことはさせない…。』
アキから紡がれる言葉に感動したのか虎杖はうるうると目を潤ませ反対にアキにここまでの言葉を言わせる虎杖に嫉妬する五条先生(思いっきりムスッとしそれを見て夜蛾学長は呆れていた。)
「人の死刑を阻止するためだけに呪術師になると…？甘いな。」
『甘くて結構…“呪術師はただ呪霊を祓うためだけに存在しているのではない“』
「「！！！？？？」」
その言葉に驚く夜蛾学長と五条先生になんでそんなに驚いてるのか分からない虎杖
『少なくとも私は今までの夜蛾学長の言葉を聞いて思ったのは非呪術師あってこその呪術師だと思ってるので。』
流石の夜蛾学長も完敗だったらしい白旗をあげた
「…合格だ。」
『ありがt「アキぃいいい！！！！」えっ！！？？』
タックルする勢いで突っ込んできた虎杖に不意打ちを食らったアキは共倒れになる
『いっつつ…ちょっと悠仁「アキありがとな！！」…全くもう。』
いい雰囲気になりかけたところ
「ちょっと君達ぃ！！距離が近い離れて！！」
必死に引き剥がそうとする五条先生がいたとかなんとか
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「とりあえずここは好きに使っていいよ。」
「おー！！広い広い！！」
子供のようにはしゃぐ虎杖
「二、三年は今出払ってるけど…ま、すぐ会えるよ人数少ないし。」
そして早速ポスターを貼る虎杖だが一枚だけおかしな写真があるとアキは目を擦ったが間違いないあれは自分の写真だ
『悠仁…その写真…何？』
「ん？あぁ…これ？アキの写真！！」
上手く撮れてるだろ！！とドヤ顔で言うがアキはため息を吐いた
『いつの間に…。』
「悠仁その写真僕にも頂戴！！」
五条先生も食いつくように貰おうとしようとしているのを見て今度こそ頭を抱えたアキ
「え、ヤダ！」
「えっ！？」
「誰にも渡さん！」
『ちょっと大人しくしてもらえる…？？』
「「ごめんなさい…。」」
ゴホンと咳払いし思い出したかのように
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 151人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はな(プロフ) - 少し覗いただけですが、とても面白そうです…！名前変換は出来ますか…？？ (2022年10月19日 17時) (
レス) id: 4042d7fd3a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - あ、すみませんありがとうございます！ (2022年1月5日 19時) (レス) id: 61860c6a40 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ28で、「呪霊」が「樹齢」になっています。 (2021年12月28日 15時) (レス) @page28 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ15で、「呪霊」が「樹齢」になっています (2021年12月28日 14時) (レス) @page16 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - あ、ごめんなさい変換ミスですね！直します！ (2021年2月15日 17時) (レス) id: fc25212e1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アキ | 作成日時：2021年1月29日 0時
