第22話 幼魚と逆罰-肆- ページ40
「虎杖君。私は教職ではないので先生はやめてください。」
「じゃあ…ナナミン…。」
「ひっぱたきますよ？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「出てくるならさっさとしてください。・異形・手遅れとはいえ人を殺めるのは気分が悪い。」
「いやぁ良かった良かった。」
「『！』」
「五条悟が来ても困るけどあんまり弱いと実験にならないからさ。」
でも神咲アキが一緒にいるのは予想外だったけど運がいいや…とアキをチラリと見ると七海は隠すように前に出た
「残業は嫌いなので手早く済ませましょう。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「(似ている、絵に描いた様な軽薄その奥にあるドス黒い強さ。)神咲さん下がっていてください。」
『わかりました。』
そして七海と呪霊の激しい戦いが始まりその内七海の攻撃を呪力で纏って防御したのにも関わらず腕が千切れかけてるのをみて不思議そうに見た
「！俺ちゃんと受けたよね？呪力で。そういう術式？」
「「そういう」とは？他人任せな抽象的な質問は嫌いです。」
「よかった。おしゃべりが嫌いなわけじゃないんだ。」
「相手によります。(ここまで会話が成り立つ呪霊…五条さんと夏油さんの報告にあった未登録の特急呪霊２体。無関係とする方が不自然か…？)」
「ねぇアンタはさ魂と肉体どっちが先だと思う？」
「？」
「ほらあるでしょ卵が先か鶏が先かみたいな話。肉体に魂が宿るのかな？それとも魂に体が肉付けされているのかな？」
「(聞く…しかないか…)前者。」
「へぇ…じゃあアキちゃんは？」
『………後者。』
一瞬答えるべきかと七海を見るが何も言わないので答えた
「意見が分かれたねでもアキちゃんが正解。いつだって魂は肉体の先にある。肉体の形は魂の形に引っぱられる。」
ボコボコォ…と千切れかけた腕が治った
「治癒じゃない己の魂の形を強く保っているんだ。もう分かったでしょ、俺の術式は魂に触れその形を変える。」
「無為転変」と小さな"何か"を変化させた
「人間を小さくしてストックしてるんだ。結構難しいんだよ？一般人は形変えちゃうとそのうち死んじゃうけど呪術師はどうかな？」
「１７時半…今日は１０時から働いているので何がなんでも１８時にはあがります。」
「こんなもんか一級術師。」
『七海先生！』
やられそうになっている七海を見てハッと息を吞むと駆け寄ろうとしたが
「来てはいけません！」
と止められた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 151人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はな(プロフ) - 少し覗いただけですが、とても面白そうです…！名前変換は出来ますか…？？ (2022年10月19日 17時) (
レス) id: 4042d7fd3a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - あ、すみませんありがとうございます！ (2022年1月5日 19時) (レス) id: 61860c6a40 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ28で、「呪霊」が「樹齢」になっています。 (2021年12月28日 15時) (レス) @page28 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ15で、「呪霊」が「樹齢」になっています (2021年12月28日 14時) (レス) @page16 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - あ、ごめんなさい変換ミスですね！直します！ (2021年2月15日 17時) (レス) id: fc25212e1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アキ | 作成日時：2021年1月29日 0時
