第9話 呪胎戴天ー肆 ページ20
「3枚におろしたつもりだったんだがやはり弱いなオマエ。そうそうそれからこれは貰っていくぞ。」
呪霊の胸にある宿儺の指を引き抜くと元から何もなかったかのように呪霊は消えた
「____?何故泣いている?」
『え…?』
どうやら宿儺の領域展開を真近で見たせいか朧げながら封印されているはずの記憶が少しばかり解け始めたようだった
「ほう…実に愉快愉快。だが…まだオマエには早い今しばらく眠るがいい。」
いつの間にか後ろにいたのかアキの首に手刀を落とした
『すーちゃ…。』
まるで昔の記憶が戻ったかのようにあだ名で呼ぶも既に意識はないようだった
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「_きて…__起きて。」
『____(誰かの声が聞こえる…。)ん…。』
目が覚めるとどうやら保健室らしき所のベッドに横になっていたようだ。未だはっきりと覚醒していないのぼーっとしている
「おっ起きたね。どう?どこか痛いところはない?」
『………だ…れ?』
黒髪の長髪でハーフアップにし藍色のピアスの男が“そこ“に立っていた
「失礼私は夏油傑…君の話はよく悟から聞いているよ。」
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呪術高専 研究院長
夏油 傑
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『先生…?』
キョトンと首を傾げると思いがけない不意打ちに夏油“先生“は胸を抑え蹲るがハッと我に変えると
「うん先生というより主に呪霊の研究を担当してるんだけどね。」
『言われてみれば五条先生は…?』
「悟なら宿儺の器の亡骸の様子を見に行ってる。」
『…夏油先生お願いがあるの____。』
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「わざとでしょ。」
「と仰いますと。」
「特級相手しかも生死不明の5人救助に一年派遣はあり得ない。僕が無理を通して悠二の死刑に実質無期限の猶予を与えた。面白くない上が僕のいぬ間に特級を利用して体良く彼を始末ってとこだろう。他の3人が死んでも僕に嫌がらせができて一石二鳥とか思ってんじゃない?」
「いやしかし派遣が決まった時点では本当に特急に成るとは…。」
虎杖が死んだことも他の3人が死にかけになりそうなことも特に昔の死んだ彼女に似たアキが同じ道を辿りそうになり激怒する五条先生
「上の連中全員殺してしまおうか?」
「珍しく感情的だな。」
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呪術高専 医師
家入 硝子
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はな(プロフ) - 少し覗いただけですが、とても面白そうです…!名前変換は出来ますか…?? (2022年10月19日 17時) (レス) id: 4042d7fd3a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - あ、すみませんありがとうございます! (2022年1月5日 19時) (レス) id: 61860c6a40 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ28で、「呪霊」が「樹齢」になっています。 (2021年12月28日 15時) (レス) @page28 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ15で、「呪霊」が「樹齢」になっています (2021年12月28日 14時) (レス) @page16 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - あ、ごめんなさい変換ミスですね!直します! (2021年2月15日 17時) (レス) id: fc25212e1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アキ | 作成日時:2021年1月29日 0時