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第十三訓 酔ってなくても酔ったふりして上司のヅラとれ ページ39

「心配するな峰打ちだ。まァこれに懲りたらもう俺にからむのは止めるこったな。」
「てめェさっきからグーしか出してねーじゃねーかナメてんのか!!」

「お互い変な上司がいて大変ですね。一緒に飲みましょーか愚痴を肴にして。」



『はぁ…最終的にはこうなるのな。』
アキは少し離れた桜の木の上に座り込んでいた。
『想い寄せれば 桜ひらひら
こぼれ落ちる僕たちの涙
いついつまでも 交わした笑顔
君との約束 全ての時よ 輝き続けて

旅立つ日の君に 何も言えなかった
「さよなら…」想い出の場所

空っぽの春空 満ち溢れた心
わかっていたはずなのに

とめどなく刻み行く日々
繋ぎ止めたい想いを

想い寄せれば 桜ひらひら
こぼれ落ちる僕たちの涙
いついつまでも 交わした笑顔
君との約束 全ての時よ 輝き続けて

二人約束した 桜の木の下で
あの日の君を探した

茜色 暮れていく空
忘れられない想いを

振り向けばほら 桜ひらひら
蘇る共に過ごした日々
歩んだ道は 色鮮やかに
僕のとなりに君は居ないよ

君に会いたくて会いたくて 桜が散る前に...
巡る季節の中 きらめいた君が居たこと

想い寄せれば 桜ひらひら
君を探して 空を見上げた
もう一度だけ 出会えるのなら
君に伝える言葉があるよ 花びらにのせて
輝き続けて...。』
喧嘩をしている者酒を飲んでいる者桜を見ている者様々な人たちがこの歌に聞き惚れていた。

第十四訓 男ならとりあえずカジキ!→←第十三訓 酔ってなくても酔ったふりして上司のヅラとれ



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作者名:アキ | 作成日時:2018年9月11日 0時

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