第五訓 ジジイになってもあだ名で呼び合える友達を作れ ページ21
「俺達の戦は終わってなどいない。」
頭にたんこぶ一つできながらいう桂。
「貴様等とてまだ残っていよう銀時、アキ…国を憂い共に戦った同志達の命を奪っていった幕府と天人に対する怨嗟の念が…天人を掃討しこの腐った国を立て直す。我等生き残った者が死んでいった奴等してやれるのはそれくらいだろう。我等の次なる攘夷の標的はターミナル。天人を召喚するあの忌まわしき塔を破壊し奴等を江戸から殲滅する。だがアレは世界の要…容易にはおちまい。お前達の力がいる銀時、アキ。既に我らに加担したお前に断る道はないぞ。テロリストとして処断されたくなくば俺とこい。迷うことはなかろう元々お前達の居場所はここにあったはずだ。」
「銀さん…アキさん…。」
その時襖を蹴り破って入って来た
「「「!!」」」
「御用改めである神妙にしろテロリストども!!」
『おやまぁ…。』
「しっ…真選組だァっ!!」
「イカン逃げろォ!!」
「一人残らず討ちとれェェ!!そんでもって人質を解放しろ!!」
「なななななんですかあの人ら!?」
「武装警察「真選組」反乱分子を即時処分する対テロ用特殊部隊だ。」
『もしかしなくても私いま人質扱い…?』
「そうらしい…厄介なのにつかまったなどうしますボス?」
「だーれがボスだ!!お前が一番厄介なんだよ!!」
『オイ銀時そろそろツッコミ入れさせろ何で毎度毎度私はお前に横抱きにされるんだ。』
「それはスルーで!!」
「ヅラボスなら私に任せるヨロシ。善行でも悪行でもやるからには大将やるのが私のモットーよ。」
「オメーは黙ってろ!!何その戦国大名みてーなモットー!」
「オイ。」
『銀時危ねェ!!』
「ぬを!!」
「逃げるこたァねーだろ。せっかくの喧嘩だ楽しもうや。」
「オイオイおめーホントに役人か。よく面接通ったな瞳孔が開いてんぞ。」
「人のこと言えた義理かテメー!死んだ魚のような瞳ェしやがって。」
「いいんだよいざという時はキラめくから。」
『…ふざけてんのかテメェら…。』
腹いせに土方の刀だけを真剣でぶった切ったアキ。
「あああああああ!!」
「土方さん危ないですぜ。」
「うおわァァァ!!」
バズーカを放った沖田。
「生きてやすか土方さん。」
「バカヤローおっ死ぬところだったぜ!」
「チッしくじったか。」
「しくじったって何だ!!オイッ!こっち見ろオイッ!!」
「副長ここです。」
「オイッ出てきやがれ!」
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作者名:アキ | 作成日時:2018年9月11日 0時