夢の中 1 ページ4
『ごちそうさま。』
食べ終わった私は自分の食器を、台所に持って行く。
ご飯を食べた後はいつもお風呂に入る時間なので、二階の自分の部屋からパジャマと下着を持ってお風呂場に向かう。すると、
「A、この子Aの所の学校の子じゃないか？」
と言われ、テレビを見るとどうやら、その子は学校に行ったきり帰って来なくなったらしい。
「最近、この辺り事件多いから気をつけてよ。姉さん。」
弟は心配そうな顔をしながら言う。もちろんゲームしながらだが.....
『大丈夫。私みたいな人をさらう、物好きなんていないから。』
「はぁ.....そうじゃないんだけど。」
何故か弟にため息をつかれてしまった。ひどい。
何で、ため息ついたの？と聞いても、別に。と素っ気なくそう答えるだけだった。
(教えくれてもいいのに.....。)
不貞腐れた私は、そそくさとお風呂場に行った。
私は服を脱ぎ、湯船に浸かりあることを思い出した。
(あっ....そうだ。忘れてたけど、春に借してもらった本読まなくちゃ....)
ふと、春に貸してもらった本を思い出す。あぶないあぶないと思いながら、髪を洗う。
(それにしてもさっきの子、早く見つかるといいな...。)
早く見つかるのを願いながら、体を洗い、お風呂場を出る。そしてパジャマに着替え、家族に『おやすみー。』と言い、自室に戻る。
学校のバックから春から借りた本を取り出し、ベッドにねっころがりながら、読み進める。
(わぁーお....甘々な恋愛小説じゃん...。)
まぁ...内容は男の子から甘やかされる、逆ハーものだった。
これを読んだからと言って恋愛をしたくなったわけでもないし、興味もわかない。ますます、春が私に渡してきた本意がわからなくなった。
(よく分からないけど...今日はもう遅いし、寝よう...。)
本を枕の近くに置き、私は目を閉じた。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
後、３話位で我々ださんが出てくると、思います。もうしばらく辛抱です。
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カニ缶 - 皆様、申し訳ございません。スマホが壊れてしまったのでしばらく、更新できませんでした。すいません。 (2019年12月2日 17時) (
レス) id: f17e38f5ae (このIDを非表示/違反報告)
カニ缶 - WWWさん» ありがとうございます! (2019年12月2日 17時) (レス) id: f17e38f5ae (このIDを非表示/違反報告)
WWW - 続きが気になります！！早く推しが出てくることを祈って待ってますね！更新ファイトです♪ (2019年11月23日 16時) (レス) id: 4f75a5ce82 (このIDを非表示/違反報告)
カニ缶(プロフ) - はなぎくさん» コメントありがとうございます。カニ缶の、文才は０なので分けれられないです。...ごめんな(ｲｹﾎﾞｫ) (2019年11月15日 1時) (レス) id: edcd704836 (このIDを非表示/違反報告)
カニ缶(プロフ) - ららさん» ありがとうございます！がんばります！ (2019年11月15日 1時) (レス) id: edcd704836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カニ缶 | 作成日時：2019年11月6日 17時
