家に帰りたい6 極夜 (ページ10)

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6 それぞれの時間ページ10

同日
　
　
フロイ「やっと見つけた…」
　
　
　
以前明日人達が潜入した病院で
　
　
　
　
アレク「あ…あ、、こっこれは______」
　
　
　
女装したアレクとフロイが試合以来の再開を果たしていた
　
　
　
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⁇⁇「あの男のことはまだ完全に信用出来ない、でもあれが本当だとするなら私達は今度こそ失敗をしてはいけない」
　
　
　
「私は"あいつら"を絶対に許さない」
　
　
　
白髪のおさげの少女が言った
　
　
　
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ローグ「オジョウサマこの間話した事はまだ覚えていますかぁぁ？」
　
　
　
レイラ「…日本のことか？」
　
　
　
ローグ「アレクがオジョウサマに秘密にしていた事はまだまだ沢山ありますヨォ」
　
　
　
レイラ「だからなんだ。私はもう決めたんだ」
　
　
　
いつもならばローグにあまり反応を返さないレイラだっだが
　
今回は全く違った
　
　
"あの瞳"と圧にローグは息を止めた
　
　
ローグ「っっ！ハッ‼︎もうどうでもいいってことかよ‼︎最低なクズめっ」
　
　
レイラ「…そんなつもりは一切ない。勝ってこれで"最後"にする」
　
　
　
まつ毛の一本一本がわかるほどここまで顔が近づいたことなどなかった
　
　
　
青く光る英雄の目に映る自分は酷く滑稽で見苦しい顔をしている
　
　
　
今まで何度か見てきたことがあるが自分に向けられた事は初めてだ
　
　
ローグ(こんなにやべーのかよ！やっぱりバケモンじゃねぇか)
　
　
　
ローグ「また"殺したり"とかしないでくださいよねっ」

悔しくて必死に声を振り絞ってコイツの1番のツミを抉ってやった
　
　
　
ローグ「あの日から怖くて怖くて"あんたが同じ人間だなんて"信じられねぇよ」
　
　
「"このバケモノの人殺しがっ"‼︎」
　
　
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剛陣「なぁ、坂野上の俺を見る目が変わってきた気がするのは俺だけか？」
　
一度休憩を挟んだ作戦会議野坂は剛陣の相談を突然聞かされていた
　
野坂「そんな事ないですよ」
　
　
剛陣「そうか？」
　
　
野坂「えぇ」
　
　
剛陣「なんか最近俺雑に扱われる気がするのもか？」
　
　
野坂「はい」
　
　
「以前と"変わったよう"にはおもいません」
　
爽やかな笑顔で野坂は言う
　
　
剛陣「そうだよな！サンキュー野坂」
　
　
　
風丸「…なぁ、野坂の言葉に副音声が聞こえるのは俺だけか？」
　
　
子分「だいたい合ってると思います」