白夜の空 �� ページ19
《ロシア代表、予選第3試合強豪イギリスを倒しその快進撃は止まらない_______っ‼︎》
ギリギリの試合だった
特に向こうのエースの技、シュートを決めようと攻め入るほどカウンターを何度もされかけた
レン「お疲れ、レイラ」
レイラ「……。」
そして何より私はまだ彼との会話を避けていた
アレクがいない今フォローをしてくれているにも関わらず
彼に以上近づきたくなかった
_______
______________
ズキンズキンズキンズキン
ズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキン
痛い
痛い痛い痛い痛い
痛い‼︎
治らない痛みに私は目を覚ました
深夜を過ぎた頃だ
〜♪
レイラ「…？」
歌？
優しい声…誰の声だっけ
大会が始まってから泊まっている宿舎はあそこのような警備も見張りもほとんど無く部屋自体もベランダがあったりと外へ出られはしないがチームへの監視は凄く緩いようで
部屋の中なら、凄く自由だ
外の空気も吸いたかったからもとから部屋におかれていたかるい上着を羽織ってベランダに出た
歌はどうやら上の階からのよう
誰が歌っているのか_______
レン「_______♪」
真っ暗な夜でも彼は月に照らされていた
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作者名：KASUMI | 作成日時：2021年8月24日 21時
