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りんねは頭をおさえて苦しそうにしている
りんね「うぅっ」
ズキン ズキンッ
つくし「りんねちゃん！りんねちゃん！」
つくしは何度も呼びかけるがりんねには聞こえていない
りんね「ハァハァっ(ズキン‼)あぁ‼」
またりんねの頭の中に映像が流れる
／
同じくらいの歳の子ども達が自分を中心に囲んでいる
その目は軽蔑と憎悪に満ちている
「○○○○○！」
皆自分に向かい言葉までは聞き取れないが叫んでる
視界がかわり
今度はいつもの男の子が怒りに満ちた顔で喋っている
「お前さえいなければっ!」
男の子は頭から血を流している
／
りんね「うぅっ」
ズキンッ ズキンッ ズキンッ
つくし「誰か！誰か早く来てっ」
騒ぎに気づいた皆が駆けつける
円堂「どうしたんだ⁈」
つくし「りんねちゃんが、りんねちゃんが突然頭をおさえて苦しそうなんです‼」
つくしは泣きそうな顔で円堂達にうったえる
野坂「灰崎くん！何があったんだい」
灰崎「わからねーんだ、マネージャーが階段から落ちそうになったから助けたんだが、その時にはもうこうなってたんだっ」
杏奈がりんねに近寄って触れようとすると
杏奈「りんねさん、落ち着い/りんね「いやっ！」
バシッ
りんね「あっ…」
杏奈の手をはたいてしまったが、
それで、やっと周りに皆がいる事を認識した
しかし
つくし「りんねちゃん？」
りんね「…ら…くちゃ…」
大人しくなったかと思ったら、いきなり立ち上がり
片手で頭をおさえながら不安定な足取りで歩き出した
つくし「まって！危ないっ」
つくしはりんねの手を掴んだ
りんね「帰らなきゃっ！私、早く帰らなきゃ」
つくし「え？」
坂野上「"帰る"って…」
りんねはつくしに掴まれたまま進もうとするが、
りんね「っ！」ドサッ
バランスを崩し転けてしまう
つくし「だ、大丈夫⁈」
すぐにつくしもしゃがみ込みりんねに問いかける
りんね「…………私、帰らなきゃっ、帰らないと」
そうつくしの握っている手に力を込めてうったえるが
だんだん力が抜けていき
「……家に…帰りたい。」
消えそうな声で言った言葉を最後にりんねはそのままつくしに寄り掛かる様に眠ってしまった
眠ってしまったりんねをみて
最初に口を開いたのは
氷浦「今、"家に帰りたい"って」
剛陣「けどよぉ、家ってこいつ孤児院なら今はもう無いことこいつも知ってんだろ？」
野坂「もしかしたら、本当に帰る家があるんじゃないかな？」
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Kasumi(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます！ (2020年8月29日 20時) (
レス) id: 0f8db90a59 (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(つくよみ) - 話数で11話が抜けてますよ~！ (2020年8月29日 20時) (レス) id: 183c6973e5 (このIDを非表示/違反報告)
Kasumi(プロフ) - ありがとうございます (2020年8月28日 18時) (レス) id: 0f8db90a59 (このIDを非表示/違反報告)
ポコキチ - 1人目 ララ ハートフィリア 2人目 アレク ダイヤ 3人目 レン スペンサー 4人目 ローグ クローバーです。これからも頑張ってください (2020年8月28日 18時) (レス) id: b29195b4a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KASUMI | 作成日時：2020年8月24日 1時
