7話 注意 ページ46
塔子とリカにすごく失礼な事思われてる気がするから弁解するとすれば、私そんなに鈍感じゃないぞ。
どっかの愛されちゃんみたいに、
えっなになに君ってわたしのことすきだったの！？知らなかったー！なんて展開はないから。
ちょっと今のエイリア学園の人たちは生理的に受け付けない所があるだけで…。我ながらひどいこと言ってるね、これ。
｢ルナちゃん。｣
『…はい。』
わ す れ て た
｢もう少し学習しようよ。今日襲われかけたのもう忘れちゃったの？何されるかわからないのに、しかもヒロト達って事は複数でしょ？馬鹿なの？｣
『ば、ばか！？』
｢複数の男相手に勝てると思ってる？無理だよね？ねぇ、ほんと学習しないなぁ…んっ｣
『んんっ！？』
｢｢｢！？！？？！｣｣｣
｢…チッ｣
((鬼道舌打ちした！？))
｢うっわ、大胆…｣
｢ん…ぅ、ちゅ、ふっ｣
人前にも関わらず、容赦なく口内に侵入してくる舌で、私の舌も絡めとり逃げられないように頭を片手で押さえつけられる。
『んっ、ぁ…っ！？ふっ、やぁっ…はぅ…』
｢みんなの前でしちゃうかもって前言ったからね。有言実行しなきゃかっこ悪いでしょ？｣
『…こ、の…』
そんな有言実行要らないから！！こんの、ド変態
『へんったい！！』
｢っ、(この子ホント学習しない)｣
｢いい加減にしろ｣
｢我慢出来なかったんだもん。｣
もんっじゃねぇよ
｢もんっ、じゃない。抑えろ｣
よく言った
｢おれだって我慢してるんだ。｣
前言撤回
『堂々と言わんでくれます？』
私君らの欲求不満の捌け口じゃないんよ
｢あ、そうだ！ルナちゃん、2日後にイプシロンとの再戦が決まったわ。｣
『あ、そうなん？教えてくれてありがと。』
面倒臭いな、デザームはほんとに苦手なタイプ。
それまでに、復活できるといいな。
エース様
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作者名：りぃん | 作成日時：2017年4月1日 1時
