2話 ページ41
｢沖縄、上陸だー！！｣
｢瞳子監督が、先に来て既に探してるはずよ。｣
沖縄アッツ
『何か情報無いの？』
｢それが、特に何も無いんです。｣
『それはまた…虱潰しに探すしかないのか。』
｢大変な捜索だな。｣
土門、それ以上焼けたら大変そうね
｢聞こえてるぞ｣
『おや？』
声に出てたみたい。
それにしても、
『元気だね、円堂。』
｢炎のストライカーと聞いたらああなるだろう。｣
『ふふっ』
｢何笑ってるんだ？｣
『別にー？』
そんなこと言って、有人も楽しみなんだろうね。
｢っわぁぁぁぁぁん！！｣
子供の鳴き声！？
『どうしたの！？』
｢…円堂、何をした？｣
｢いや、俺は何もしてなっ｣
ドドドドッ！！
地響き？
｢俺の弟泣かしたのはどいつだぁー！！｣
！？
((割烹着…))
｢お前か！｣
｢ち、違うよ！｣
｢このお兄ちゃんがボールとったー！｣
｢あっごめん！｣
｢だいたいお前！怪しすぎるだろ特にそのゴーグル！｣
『ﾌﾞﾌｯ』
あっぶね、
｢失礼な。ルナ、後で覚えておけ。｣
『ｳｯｽ』
アウトだった
『ごめんね？あのお兄ちゃん酷いよねー。』
｢ルナ！？｣
｢お姉ちゃんが遊んでくれたら許す！｣
何この子等可愛い
『少しだけだよ？』
偶にはいいよね？
息抜き大事。息抜きばっかりだけど。
『少ししたら合流するから先行っててよ。』
｢悪いな、弟のわがままに付き合わせて。｣
『気にしないでよ。子供の相手は好きなんだ。』
結論から言いますと、めっちゃ癒されました。くっそ可愛いのあの子達
『そろそろ戻らないと。じゃあね？みんなもお家帰りな。』
｢はーい！バイバイお姉ちゃん、またね！｣
『気をつけてね。』
…さて、戻るか。
皆が見えてきた。けど、あれ？何してんだろう。
｢あ、ルナちゃん。｣
『何してるの？』
｢あの人が炎のストライカーだそうです。なんでも自分から来てくれたらしいですよ！｣
『へぇ…』
確かにうまい。けど、何か…変な感じがするんだよな。
｢凄い…凄いぜ、南雲！｣
｢……｣
さっきから士郎が静かすぎるし
｢合格でいいよな？｣
｢確かに実力は認めます。けど、私にはあなたの身を守る責任がある。まず。貴方はどこの学校の生徒なの？｣
その質問に対して、みんなが黙り込んだ。
南雲がカントクの奥を見て睨んでいるのに気がついたからだ。
｢エイリア学園だよ。｣
上から、声が聞こえた。
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作者名：りぃん | 作成日時：2017年4月1日 1時
