2話 ページ4
｢着いたー！！｣
｢情報ではこの辺りにいるはずよ“九龍ルナ”という少女が。｣
｢！！｣
聞き覚えのある名に戸惑いを表すマントの少年、鬼道有人
しかし、周りには悟らせまいと平常を保つのは流石天才ゲームメーカーと言ったところであろう。
｢ルナってことはさ、女の子…だよね？｣
｢名前的にそうだろうな。どんな奴なんだろう…｣
｢とにかく探そうぜ。こんなところで話しててもキリねーぜ。｣
｢よっしゃ、行こうぜ！｣
｢あ、おい円堂！｣
指定された場所にいると言われまだ見ぬ少女を探して一同は各々探しに回った。
_____
『時間的には、そろそろ来てもいいと思うんだけどな。あ、あいつの仲間の容姿知らないじゃん。どうしよ。』
悪いのは私じゃない。多分
｢ねぇ！！｣
『うわっ！？吃驚した、どちら様？』
｢あ、ごめんごめん。俺達、人を探してるんだけどさ。あ、俺雷門中サッカー部キャプテンの円堂守！｣
あ、うん。
『人探し？どんな人探してるの』
｢サッカーやってる女の子なんだ。オールラウンダーらしいんだが…。俺は風丸よろしくな｣
ご丁寧にどーも
『円堂君に風丸君…雷門中サッカー部？あぁ！君らが！』
｢｢えっ？｣｣
仲がよろしいのかな？この2人
『私も人を待っててね。雷門中サッカー部なんだけど、いやぁ、会えてよかったよ！』
｢じゃ、じゃあ君が九龍、ルナ…？｣
『九龍ルナです。会えて嬉しいよ』
｢えええええっーー！！！！｣
うるっせえ、周りの人こっち見てんじゃねーかよこのやろう。
｢どうしたの！？｣
人も集まって来ちゃったよ、可愛い女の子にこえかけられてるじゃないですかやだー。
｢こいつが九龍ルナだって、｣
｢ルナ！！｣
｢へ？｣
突然衝撃が私を襲った
『ゆ、うと…苦じっ離れて。』
｢｢｢はあぁぁぁぁぁ！？｣｣｣
よく叫ぶチームだな雷門は
｢スマン｣
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作者名：りぃん | 作成日時：2017年4月1日 1時
