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3話 ページ13
あれから、外にいたみんなと合流し今はベンチで試合の準備
｢鬼道くんルナさん、佐久間くんと源田くんは元チームメイトだったんでしょう？｣
｢“だった”ではありません。今でもチームメイトです。｣
｢そう｣
｢この試合、貴方に任せるわ。｣
｢ルナちゃん？｣
『何？』
｢辛いよね、大丈夫？｣
当たり前な事聞くなよ
『大丈夫。私が逃げる訳にはいかないの。』
｢お前は、強いよな…。｣
風丸…？
『わたしは皆が思ってる様な人間じゃない。そんな、強くないよ』
今だってホントは逃げ出したいんだから
｢ 行くぞ！！｣
ピーッ！
｢ふっ｣
不動がわらって
『えっ？』
｢悪い。｣
ドスｯ
一瞬だった。目の前に次郎が
『な、んで…？』
｢テメェ…！仲間なんじゃねーのか！！｣
｢ああそうだ仲間だよ！大事なうちのエースさ。だから返してもらうんだ。｣
｢そいつは、俺達のものだ。｣
まるで、逆らうことを許さないというような威圧感。雷門は誰1人動けなかった。
(くそっ、やっぱりあの子で間違いなかったのか…！！)
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作者名：りぃん | 作成日時：2017年4月1日 1時
