シゲらしい ページ8
「……………うん、………」
「…忘れてほしくなかったよな…」
「うん、」
「でも、Aホントの事シゲに言わんかったんやな」
「………うん……」
どんどん声がか細くなっていく。
やめてや…… 今日泣きっぱなしやねけど
「偉かったやん……頑張ったな……今は……堪えなくてええで？」
「…………っ…………神ちゃん……」
「………今は想いぶつけてもええで？……………」
ぶつけてもええの？………
「シゲが忘れとった！……最初は……またっ、この前みたいに…
冗談かなって思った…やけど、……違った。シゲは、
もう私の事思い出してくれないんやって、……………」
「うん」
「もう、昔の事は言ってもわからないんやって、
ジャニーズWESTのことも忘れとって……シゲが言ってるAはね、
私だよって言いたかった！……同じ名前やなくて
私なんだよって……言いたかった。………」
「うん」
「シゲとおると苦しい。
私しかわからないことがある。シゲが覚えていないこともある
シゲは、もう昔のシゲやない！……
わかってる、
一番苦しい思いをしとるのはシゲだって、やけど、」
「うん。」
「…………こんな想いをするくらいなら、シゲと出会わなければよかった。」
「………………………」
こんな、暗い黒い自分を神ちゃんはきっと最低だと思うやろう
“そんなんメンバーが言うことちゃうやろって”
シゲと出会えて嬉しいことも楽しいこともあったのに、
そんなんでシゲとの想い出手放すん？って、
そういわれると思って身構えた……
「………頑張ったな。……」
「……………えっ？…………」
「ごめんな、シゲに口止めされとったことたくさんあんねん。
シゲがAが知らん方がええって、絶対言わんとってって
それのせいでA苦しんどったんやな。……ごめんな。」
もちろん口止めされてることなんて知らんかった。
「今日呼んだのは…Aに渡すものがあってん。」
渡された封筒は…
茶色いシンプルな封筒
ど真ん中に“Aへ”そうかかれた文字は
お世辞にはキレイと言えないような文字
だけど、シゲらしい
着飾らないシゲらしい手紙やった。
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小瀧あや - はじめまして！『大丈夫の合図』大好きです！めちゃくちゃ面白いです！！続きがすごく気になります！！更新頑張ってください！！ずっと応援してます！ (2019年2月25日 17時) (
レス) id: 9d8f0fb8f4 (このIDを非表示/違反報告)
華連(プロフ) - ポムポムさん» ありがとうございます 。Twitterからわざわざ飛んでいただけて嬉しいです！ 応援してくださると嬉しいです！ (2019年2月14日 21時) (レス) id: e2261ab718 (このIDを非表示/違反報告)
ポムポム - はじめまして！Twitterから来ました！すごくすごく大好きな作品です。応援してます！ (2019年2月14日 17時) (レス) id: 3a55ec88ab (このIDを非表示/違反報告)
華連(プロフ) - aya kaさん» ありがとうございます コメント感謝しかありません更新頑張られせていただきます。ありがたすぎて頭が上がりません……。 (2019年2月10日 21時) (レス) id: e2261ab718 (このIDを非表示/違反報告)
aya ka(プロフ) - こんなに涙が溢れた小説は初めてです、、！更新頑張ってください！ (2019年2月10日 10時) (レス) id: fd40078a51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華連 | 作成日時：2018年12月12日 16時
