アレスの天秤の実験台 (ページ38)

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雷門へ私達2人は行く

『悠馬、これ渡しといて。私は合わなくてはならない人がいるんだ。後で話すから。』

「分かった。」

私は悠馬と分かれて河川敷の方へ向かう

何処にいるんだ…？ハオ

いい所に氷浦くんがいた

『あ、氷浦くん』

「え、夢香さん！？なんでここに？」

『学校終わりに…雷門に渡したいものを持ってきたの。至急だったから、制服のまま笑』

「王帝月ノ宮の制服って白いブレザーなんだね笑夢香さんにとても似合ってる」

『ありがとう笑』

『リー・子分くん見なかった？』

「なんで、その正体知っているの？」

『知り合いだから…？？見てないかしら？』

「あ、見たわ！すぐそこら辺にいると思う！」

『分かった！ありがとう！氷浦くん！あっ！早く部室に行って欲しい！行き止めて遅くなったけど、悠馬が…野坂が…いるから！』

「あぁー！わかったー！またなー」

氷浦は行った

「…お待たせ致しましたねー」

そこにはハオがいた

『ハオ！？って仮面かぶってるし笑笑』

「だれが、見ているのかも分からないからねぇ～今回は外すわけにも行かないなー」

『そう、それはそれでいいよー』

「で？なんだい？ここまで来て」

『んー、なんだろー？悠馬の付き添いだよ』

「ついでに僕と話したいと？」

『そゆこと』

「なぜ、野坂さんがここに来ている？」

『雷門に我々王帝月ノ宮の選手データを渡すため』

「なるほど…。」

『本当のサッカーがしたくなってね…』

「久々に夢香のサッカーが見られるんだね」

『本気のサッカーだよ。勿論。』

「頑張って。勿論僕は夢香応援してる。」

『ありがと笑ハオなら応援してくれると思った』

『今見せたいものがある』

「えっ、ここで？」

『見せたいものがあるんだ…勿論次の決勝で使う技。あ、雷門に渡したデータに入ってるけどね…公式戦未公開』