検索窓
今日:7 hit、昨日:8 hit、合計:20,247 hit

6ー1 ページ36

「野坂さん、話があります。」

「お前達、なぜここにいる!勝手に動いて良いと思っているのか!」

「いいよ、話を聞こう」

私は影で聞く

「俺たち…アレスの天秤を抜けたいんです」

「ほぉー」

「俺たち、まともなサッカーをやりたいんです。」

「今がまともじゃないとでも…?」

『まともじゃないわよ。どこがまともなの。』

「なに?夢香はどっち側?」

『私は、悠馬に協力するって言ったわ。でも、今のサッカーはまともじゃないって言っているのよ』

「アレスに縛られた勝つためのサッカー…確かにアレスはこんなにも俺たちを強くしてくれました。だけど…」

「他のチームを見るたびに胸が苦しくなるんです。何にも縛られずに走り回りたい。ボールを蹴りたい。そう思うんです!」

「くだらない…。」

『本当にそうかい?悠馬だって気づいているはずよ。』

「わかった…。考えとく。」




「夢香さんありがとうございます。」

『別にだわ。なんでも…私が思ったことを言っただけよ。じゃ』





「君の目的はなんだい?」

野坂が話しかけてきた

『私は…アレスを潰す。これでラスト。死ぬぐらいまで本気をだせば大人は文句言わない。』

『私も悠馬もアレスを潰すと思っているんだろ?次の試合が終れば何事もおわるんだ。』

「僕の心も読んでいるみたいだね。そう。僕も自由なサッカーやってみたくてね」

『私も。雷門見ていたらそう感じるの。あ、私達で試合を公平にしない?』

「僕らのデータを渡すと?」

『そゆこと。』

「それは名案。明後日いくよ」

6ー2→←最後まで



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:花恋 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/nove/madok  
作成日時:2019年3月3日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。