3ー1 ページ17
フットボールフロンティア予選はもうすでに始まっている
今日もまた屋上で悠馬と話す。
『そう言えば、今年の雷門中は、全員変わっているみたいだ。』
「ほぉ…もう調べたのかい」
『えぇ。去年のメンバーはサッカー強化委員として、各地にいるみたいだわ。』
「……へぇ…今のはどうしているのかわかるかい?」
『うん。調べたわ。今のチームは伊那国島から来た人達よ。』
「……興味深いね……」
「……っう…いっ…て…」
野坂が急に痛み出した。
『大丈夫?薬これね』
「あ、あぁ、ありがとう。」
『明日、行けるの…?』
「あぁ、行くよ。興味があるんだ。雷門に」
『この前の試合雷門は、星章学園にかなりの点差でまけたんだよね。』
〜翌日〜
「もうすぐ、始まりますね。野坂さん」
「あぁ、楽しみだね。」
私達は選手ゲートから入った。
しばらく、歩いていると星章の灰崎が私達に話しかけた
「星章の灰崎ですね。」
「うん」
「王帝月ノ宮の野坂…悠馬…と逢坂夢香。こんなローカルな試合に戦術の皇帝さんとピッチの女帝さんがおでましとはな。」
私もかよ。私あなたのこと知らなかったのに…悪いね。
「うん、少し興味深いチームだと思ってね。君もここにいるって事は、雷門に興味を持ったんじゃ無いのかな?」
「暇だったんだよ」
通り過ぎに言う。
『…私知らなかった。あの人が灰崎くんか…』
「本当ですか。ピッチの悪魔って言われてますよ」
「夢香が知らないなんて…な」
『以後覚えとく。』
私達は空いてる席に座る。
美濃道三対雷門は始まった
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作者名:花恋 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/nove/madok
作成日時:2019年3月3日 8時