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2ー4 ページ14

やべ…時間に遅れたら悠馬も大人どももうるさい。

『間に合わね…』

ぎりぎり、着いた

「どうしたんだ、この時間に来て、その汗は」

『少し出ていてな。練習時刻に間に合わなくて走った。ただ、それだけ』

それを言い残して準備を始めると急に頭痛が来た

『っう……』

今度はめまいがした

『っあ…っん……』

そして倒れた

ドンっ

『っい…ってぇ………。うっ…っぐ』

薬…薬…

最近無いと思ったら、この時間ない時に限って出てくんのかよ。

ピピッ

イレブンバンドがなる

{夢香、早く来い}

良かった…悠馬からだ。大人からの連絡かと思って驚いた。

『ごめんごめん。』

「遅いぞ。」

ピピッ

何か嫌な予感がした

{全員第1訓練所まで来い}

嫌な予感が的中した。







「なんですか?」

「君達には用はない。逢坂以外は2階へ行け。」

「「「「「はい。」」」」

夢香だけが訓練室へ入る

「よく、来たね。新世代教育プログラム最高傑作の逢坂夢香さん」

月光エレクトロニクスの社長兼王帝月ノ宮小中理事長の御堂院宗政が居た。

『なぜ、社長がこんな所へ…?』

「君が、新たな必殺技ができると聞いたんで、それを見に来たんだ」

「逢坂、出せ。勿論、変な化身や、出さなかった場合はどうなるかわかっているな」

来た…この重圧…。

この言葉や重圧の前では

『はい。』

しか答えれない…。

[人工化身プラズマシャドウ]

[シャドウレッグ]

シュートを決めた瞬間顔面にボールを当てられた。

「これは、違うな…」

簡単に社長へ見破られた。

『……っ!…』

「本当の化身を出せといっているだろう」

『これが、私の化身です…』

次は体に当てられ、吹き飛ばされた。

『っウェ……』

「最高傑作。口答えするな」

プラズマシャドウは偽の化身だが本当の化身ではない。

『プラズマシャドウは化身です!私の』

「早く、お前の化身を出しやがれ!」

今度はみぞにきた。

『オエッ………』

「我々に従えないのか?」

私は物。大人達に従う物。私の事は大人が決める。

『……従います。』

「そうだ。社長がお待ちになられてるんだぞ」

『はい。』

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作者名:花恋 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/nove/madok  
作成日時:2019年3月3日 8時

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