検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:20,240 hit

2ー3 ページ13

私は練習が始まる前に一度、市立総合病院へ向った。

そして、色々な検査をした。もうすぐ始める始まるフットボールフロンティアに参加する為に。

先生に呼ばれ話を聞く。

「脳腫瘍は小さくはなってませんし大きくもなってません。安心してフットボールフロンティアに参加できます…が、大会が終わったら必ず、摘出手術をしてください。我々も1人の人間、助かる命は助けたいですから。約束してくれませんか?」

『私もそのつもりです。ありがとうございました。」

「いつ、強烈な頭痛してくるかわからないですからね。気をつけてください。」

「わかりました。失礼しました。」

私は部屋を出る。

これから何しようか。なんて考えてる暇じゃないよね。私はまず、元アレスクラスターの宮野茜さんの元へ向ってみるか。

確か、3階…

ナースステーションで書かなくてはならないのか。


名前 患者 目的
灰崎 凌兵 宮野 茜 お見舞い

近藤 凛汰 貝 瞳 お見舞い

逢坂 夢香 宮野 茜 お見舞い

ざっと、こんな所か。幼少期から字など綺麗に書く練習はしているから、自信もって書くことができる。

私の前に宮野さんのお見舞いに来ている人がいる。灰崎くんか。

病室を覗いてみても誰も居ない。

『茜さん、初めまして。こんにちは。私は、最高アレスクラスターの逢坂夢香です。』

「……」

『貴方が薬の副作用で、感情を失ったことは聞いていますよ。』

「……」

宮野はなにも答えない。

テレビ台にクマさんが乗っていた。灰崎君が持ってきたのかな?

まだ、回復はしていないみたいだね。

2年前に感情をなくし、そのまま病院通い。

『今日はこの所で帰るわね。じゃ、またね。』

2ー4→←2ー2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:花恋 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/nove/madok  
作成日時:2019年3月3日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。