アレスの天秤の実験台 2 (ページ17)

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10ー1 ページ17

悠馬も帰ってきた。司令塔が居ないチームは大変だったな。

まずは相手チームのボールか…

「夢香！岩戸くん！左右に分かれるポジショニング！」

「『おう！』」

私たちが分かれると真ん中が開く、そこに敵は入ろうとする…がそこは私らの罠。

悠馬が取った。やっぱ司令塔がいるのチームは楽だ…。

2ー1でとった。

次のターゲットは悠馬か！でも、大丈夫だろう。

悠馬が新技で決めた2ー2

「夢香、上がってきてくれ。」

『仕方ないな…良いでしょう。』

灰崎が仕掛けられている。

『だめだ、これは危ない。』

「分かっている。阻止すべきだ。」

『きりくん大丈夫？』

「あ…あぁ」

『まずいゴールが…！』

「レクイエムダスト］

［アルテミスリング］

新技で西蔭が良く止めた。

『ナイスだね、西蔭』

「恐縮です。」

「夢香やるよ。例のアレを」

『え！？』

［グリッドオメガver2.0］

人を傷つけないように改造されたと言われているやつか…

悠馬が蹴ったボールは入った2ー3

「夢香さん、練習していなかったのによくできましたね。」

『んーま、もっている能力でやっただけ笑笑』

そして、私はゴールへ上がると5人がかりで狙われて避けたはいいもののバランスを崩し転んでしまった。

『あ…あっぶね……。』

「夢香！大丈夫か！」

「俺は女になど負けない。」

『ラフプレーしかできない脳みそに私が負けるとでも？私のシュート止めれるもんなら止めてみな。』

「あーあ、怒らせたな…てめぇ。こいつ怒らせたら怖いよ？多分お前この試合負けんぜー。」

『うるせーな、灰崎！黙れ！』

「夢香、抑えて！」

私は怒った！

私はボールを奪った。

「なに！」

［聖騎士アーサー］

「なに！新しい化身だと！！！」

「ウスベキスタン終わったね…」

［ソードエクスカリバー］

相手を吹っ飛ばし、しっかりゴールを決めて2ー4

そして試合終了の合図が来た。

「ナイスだね。威力増したんじゃない？」

『そうだね、リミッターも外れたしなにより自分の意思だからね。』

「夢香さん、少し良いですかねー？」

『少しアバレすぎましたね…すみません…』

「はいー、そのことなんですが…あなたに世界が注目し始めてしまいましたー。」

『……』

「オリオン財団があなたのことを潰しにくるかもしれない。本気でね」