才場の娘は十傑評議会メンバーです

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編入試験からひと月と少しがたった

「香音様おはようございます」

今日から新中３！心入れ替えて行くと決めました

『おはよう』

「香音様、ネクタイに変えました？」

『えぇ、中3になったので心入れ替えて行くと決めましたわ。』

「左様でございます」




車での移動中



「今日のご予定のご確認よろしいですか？」

『えぇ、勿論。』

「午前は中等部始業式があります。なお、香音様のおっしゃる通りに午後は開けております。」

『ありがとう。助かるわ。』



4月

今から始業式かー。めんどくさいわねー


1時間経過


「次に学年章授与に移ります」

「中学３年生総代 幸平 香音」

『はい』

遠月は学年ごとに総代っていうものがあって、それに選ばれるといいねーみたいな？

私が後段すると次々に進められる

「続いて式辞を頂戴致します」

『諸君！進級おめでとう。この1年学ぶ事が多く辛い思いしたと思うが、これはまだほんのわずかだ。次々と苦難が待ち受けるだろう。だが！高等部へ進学するには乗り越えれなければいけない！是非とも頑張ってくれたまえ！研鑽せよ！』

「ありがとうございました。これでも中等部始業式を終わります」


『お疲れ様、美奈子』

『おじい様から聞いたわよ。私に続いて進級試験2位だと。』

「香音様の従者である身ですから。香音様に負けないように頑張ります」

この負けん気すごく好きだなー









夜


今は美奈子と高級レストランで会食している

「美味しいですね」

『えぇ。美味しいわね。』

「そう言えば、高校からの編入試験1人合格したそうです。」

『ん？あなた、先日は0人とか仰ってなかったかしら？』

「えりな様は0人だ！って仰ってましたが仙左衛門殿に合格貰ったそうです」

『お名前分かるかしら？』

「すみません。まだ入っておりません。入り次第お伝え致しますね」

『頼むわね。』

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