【QK】怖がらないで【ymmt】

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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ



アラームの音で目が覚める。
…ここどこ？
目を開くと見知らぬベッドの上にいた。
なんとなくだけど男の人の部屋っぽい…？


｢あ、Aちゃん、おはよ〜｣

『え、山本さん、？おはようございます？』

｢あれ、敬語だしさん付けに戻っちゃってる。｣


なんで山本さんがいるの？
てことはここ山本さんの家？
昨日何があったんだっけ。
バイトしてて、あ。そこに山本さんがたまたま来て、、


｢あれ、もしかしてお酒飲んだら記憶なくすタイプ？｣


あれ？私、お酒飲んだ…？
あ、なんか思い出したかも。


『ああああああああああ！！！』

｢ふふ、思い出した？｣


恥ずかしい。
昨日私は散々騒いだ。挙句の果てには大泣きをした。
うわあ、、やってしまった。


『昨夜は本当に申し訳ありませんでした、、、』

｢いいよいいよ、ほら、お風呂沸かしてあるからさ、入ってきたら？｣

『は、はい。ありがとうございます。』

｢あ、敬語、外してね？｣

『あ、ごめんなさい。』


そうか。“友達”になったんだっけ。
敬語は外す。山本くん、って呼ぶ。
なんか小っ恥ずかしいな。


｢洗濯機に脱いだ衣類入れたらスイッチ押してね〜｣

｢あと乾燥時間かかるかもしれないから一応これ持ってって、僕の服だけど。｣

『え、ありがとう』


会話を交わし、お風呂場へ向かう。
あれから私は、混乱している心を落ち着けるためにの 30分くらい入浴していたと思う。

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