続き ページ27
「え？特定して自らの口で文句言うってこと？」
ht『うん。なんかその人ちょっと痛い目見ないと分からないみたいだから』
目がわらっていない彼を見て少しゾッとしてしまった。
「でも特定って…」
ht『まあ、俺の推測だけどまたAのこと襲ってくると思うんだよね〜』
「最近は毎日だからね…」
ht『それを利用して特定するんだよ。Aに被害が加わる前になるべく助け出すから』
「りょ、了解…」
ちょっと不安だったが明日様子を見るという話でまとまった。
そして次の日の昼休み。
私は辺りを警戒しながら過ごした。
でも、誰かが襲ってくることはなかった。
そして時間が経過して放課後。
「あれ…おかしい…」
いつもなら何かしらあるはずなのに…
そう考えていると舌打ちと共に首根っこを捕まれた。
［クソっ…警戒しやがって…！ ］
「だ、誰ですか！」
後ろをちらりと見るとひとらんのことが好きであろう女子生徒がいた。
［ ひとらんくんに近づくの辞めてくれる？そばに居るのは私だけでいいの！！ ］
彼女は怒り狂っていた。
彼女の手が私の顔を目掛けて降りてくる。
殴られると思い目を瞑った。
ht『辞めてくれない？そういうのまじで迷惑』
ピタッと彼女の手が止まる。
ht『そもそもそんな汚い手でAに触れるな』
いつもよりも低いトーンで彼女に言い放った。
彼女は威圧に負けたのかそさくさとどこかに行った。
ht『怪我ない…？』
「うん、大丈夫だよ。ありがとう。ひとらん」
ht『どういたしまして』
それから彼女から被害を受けることはなくなった。
ht『また何かあったら言うんだよ？』
「分かってるって」
少し心配性な彼は私だけのスーパーヒーロー。
d!のラッキーキャラ
旧海賊
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ハル(プロフ) - はあぁ、めっちゃ好きです…。 (2021年7月14日 17時) (
レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
パンナコッタ(プロフ) - 音羽すずさん» 神作品なんて言ってくださって本当に嬉しいです！続編決まりました！ぜひ足をお運びください(o｀･ω･´)o (2019年10月10日 19時) (レス) id: 95abd541e9 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - 続編待ってます(*^-^*) (2019年10月10日 19時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
音羽すず(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてました！初小説でここまで神作品を生み出せるのは素晴らしいです！続編あったら楽しみに待ってます！！ (2019年10月8日 17時) (レス) id: 69ad822aaf (このIDを非表示/違反報告)
パンナコッタ(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！続編に関してはテスト終わってから(10日)に発表する予定です。また小説を作った際は頑張らせていただきます！ (2019年10月6日 11時) (レス) id: 95abd541e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンナコッタ | 作成日時：2019年9月8日 3時
