続き ページ18
チーノには追いかけ回されたがすれ違った鬱先生こと大先生に引き止められたらしい。
「これで安心だ〜…」
チーノは私が教室に入ったら追っかけて来ない。
「でも、どうやって説得しようか…」
そう考えているとバンッと音がなった。
ci『A先輩、来ちゃいました♡』
「何が来ちゃいましたなの…」
前まで来てなかったのにどういうことだ…
女子からの視線が凄い。
チーノは1年生なのにファンクラブが出来ている。
彼はファンクラブがあることに気づいてはいないようだが。
「チーノよ。今すぐ教室に戻りなさい」
ci『嫌ですね！』
チーノはニコニコするだけ。もうどうしろというんだ。
為す術もない。そんな状況に陥ってしまったときに私を強い力で押した女子が数人いた。
mb(＝モブ)［チーノくん。そんな子やめて私たちに抱きつきに来ない？］
mb［きっとその方がいいと思うんだけどぉ…］
どこかで舌打ちをした音が聞こえた。
ci『黙ってればうるさいねん。私にしろ、私にしろって』
いつもよりも低く威嚇した声だった。
ci『俺の好きな人を押し倒してまで前に出てくるやつなんて好きでもあらへんわ』
するとチーノは私を姫抱きにし
ci『お前らみたいな簡単に攻略できる恋より難しめな攻略の恋のほうがやりがいあるんや』
そう彼女たちに告げて教室を後にした。
ci『足首捻ってますよね…すまんかった。守れなくて』
「いや、気持ちだけで充分」
私もちゃんと前見てなかったしね。
ci『そう言えば、俺が言った言葉覚えます？』
＿＿俺の好きな人＿＿
「お、覚えてるよ…」
ci『足首の手当が終わった後、返事くださいね？』
そう彼は言って保健室へと向かった。
数分後、チーノくんが抱きついてきてそっと彼の背中に腕を回したことは2人だけの秘密。
d!のラッキーキャラ
旧海賊
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ハル(プロフ) - はあぁ、めっちゃ好きです…。 (2021年7月14日 17時) (
レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
パンナコッタ(プロフ) - 音羽すずさん» 神作品なんて言ってくださって本当に嬉しいです！続編決まりました！ぜひ足をお運びください(o｀･ω･´)o (2019年10月10日 19時) (レス) id: 95abd541e9 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - 続編待ってます(*^-^*) (2019年10月10日 19時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
音羽すず(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてました！初小説でここまで神作品を生み出せるのは素晴らしいです！続編あったら楽しみに待ってます！！ (2019年10月8日 17時) (レス) id: 69ad822aaf (このIDを非表示/違反報告)
パンナコッタ(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！続編に関してはテスト終わってから(10日)に発表する予定です。また小説を作った際は頑張らせていただきます！ (2019年10月6日 11時) (レス) id: 95abd541e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンナコッタ | 作成日時：2019年9月8日 3時
