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転校生の噂 ページ4

Aサイド

_「ってことがあったんですよね」

Y「うわぁ騒がしい女子嫌いタイプかぁw」

S「まぁ分からなくもないかも」

R「翼くんでしょ?噂だとすごい人気なんだって
ね!前の学校でモテてたけど、たらし説とかも
出てたらしいよ?Aも気をつけないとね!」

部活にて、いつもみたいにアップをしている最中
転校生の話を先輩方にもしてみた。やはりその
噂は、すでに3年生にも回っているみたい。

「どうしてりょー先輩詳しいんです?」

R「俺の友達が言ってた!俺の友達には情報屋の
やつもいるからね!でもその情報を調べたのは
クラスの女子たちらしいんだけど!」

Y「やっぱ女子って怖ぇなぁw」

りょー先輩のお友達が知っていた情報。それを
まとめると、騒がしいタイプの女子とは絡みた
がらない。付き合ったとしても合わなかったら
すぐに別れを告げる。成績はかなりいい方。
その他もろもろ…といったかなりの情報だった。

「なんか、いろいろ酷いですね」

S「気をつけないとだね、Aもあずさも。」

Y「あぁ、白濱の彼女さん?」

「あずさは今のところ絡まれてないです!でも
一応注意しておきますね、無防備なんで。」

あずさは何気にしょーた先輩と付き合っている。
付き合い始めたのは最近だけど、かなり仲も深
まっていると思う。2人が出会ったきっかけは、
私から始まってるんだけどね。

S「Aちゃんあずさをよろしく頼むね?」

「はい、あずさは先輩の彼女さんですから!」

大きな声で言うのはやめて、と恥ずかしそうに
俯きながら頭をかくしょーた先輩。なんかクラ
スの時とテンションが違うって?当たり前!!
だってダンス部のダンサーとして活動してる時
は、普段の私じゃないんだから!

Y「白濱のやつモテやがって…」

「ゆーま先輩もカッコイイんだから、彼女さん
だってすぐに出来ると思いますけどね…?」

私が首を傾げながら呟くと、ゆーま先輩以外は
笑いだした。ゆーま先輩はなぜか怒っている。

R「そーやね笑ゆうまやってすぐ出来るよ笑」

Y「馬鹿にしてんのか…w」

いつものじゃれあいが始まった。ダンス部には
現在私を含め、4人しかいない。だからいくら
楽しくなっても同じ学年の子がいないから気楽
になれるんだ。人数的には厳しいけど、わりと
大会では優秀な成績を残してるからね。

S「じゃ、一旦通して踊ってみよ」

「はーい」

先輩が引退したら、私1人での活動か…。ふとそ
んなことを考えた。出来るのかな…私に…

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設定タグ:SLH , KARASU , 踊り手   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:まい | 作成日時:2020年10月14日 17時

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